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神が宿る世界で【プロット版】  作者: 斑鳩
第4章 魂を切断する聖剣(ヴァルハラ)
1002/1033

第1002話 チーム[ヴァルハラ]のこれから

「知っていた。俺の能力は能力喰い(のうりょくぐい)で得た能力の一つに相手のオーラを黙視するものがあってな」

「それで知ったのか。全く、これじゃあ、私の無能さがジークを危ない目にあわせた様な物ではないか」

「危ない目?苦戦したのか?」

「聞いた話では圧倒的だったと」

「だろうな」

「どこから来るんだ?その信頼は」

「あいつとの日々がそう確信させる。あいつ以上の俺の補佐として活躍出来る奴とはもう会えねぇだろうな」

「今の補佐をしている私としては耳が痛い話だな」

「ジークが優秀すぎるのさ、それでジークはどう勝った?」

魂を切断する聖剣(ヴァルハラ)を造り出し、勝利した様だ」

「そうか。いずれ、やるとは思っていたが、このタイミングか」


ーーーーーーーーーーーーーー


ジークがワルキューレ達、アレイスター、ラインハルトを倒したジークは[レジスタンス]が居る日本では無く、アメリカへと向かう為、魔法陣を出現させ、転移魔法によって、移動していた。


「……久しぶりだな。ジークフリード・アンサンブル」


ジークが会う事を約束していたマーク・レベレスタがジークの目の前に現れる。


「マーク・レベレスタ。頼んでいた件について聞きたいのですが」

「クラディウス・マークデウルは今もアメリカ軍のコキュートスの牢獄に居る」

「しかし、ブリュンヒルデは変装術でクラディウス・マークデウルの姿をした。この意味が分かりますか?」

「牢獄に居る筈のクラディウスにブリュンヒルデが触れたと言う事か」

「変装術の条件である触れる事は、一日前までのストックが効く筈です」

「……約一日前には触れていた事になるな」

「はい」

「……コキュートスは何重にも結界が施されており、中に入れるのは、レイチェル・レイバーだけの筈だ」

「では、どう説明する?」

「分かった。調べておく。ジーク、チーム[ヴァルハラ]に会ったらどうだ?」

「……今回は、止めておく」


ジークは魔法陣を出現させ、その場から立ち去ろうとしていた。


「ジーク、それほどの男か?木山廉は」

「……僕はまだ、彼の事は良く分かっていません。それでも、彼の考えや思いには賛同出来る。全てはこれから決まる事です」

「[レジスタンス]に所属するなら、チーム[ドミネーション]といずれ戦う事になる。覚えておけ、チーム[ドミネーション]は世界中を相手に出来るだけの力を有している。気をつけろよ」


マークのその言葉をしっかりと聞き取ったジークは転移魔法で[レジスタンス]のメンバー達が居る日本へと帰還を果たす。






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