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16歳の誕生日

 それは僕が16歳の誕生日を迎えた朝のこと。


 母「起きなさい、私のかわいい太郎や。この日のためにあなたを立派な男の子に育てたつもりです」


 母さんが突然訳の分からないことを言って、僕を叩き起こした。


 母「これからお父様の元に行って旅立ちのお許しを得るのです。さあ、ついていらっしゃい」


 母さんは有無を言わせず僕の腕を掴んで部屋から連れ出す。階段を降りて居間に入ると父さんがいた。


 父「敵は魔王バラゴンじゃ! 倒してまいれ!」


 父さんも訳の分からないことを言った。そして5000円札をくれた。


 父「それで装備を調えるがよい。太郎、おぬしはバラゴンを倒すまでここに戻ることまかりならん。使命を果たし再びまみえることを楽しみにしておるぞ」


 こうして、僕は旅立つことになった。

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