ナンバーワンよりオンリーワン!
一応最終回です。この作品は失礼ながら他の人のブログを少し参考にさせてもらいました。無断の使用スミマセン・・・。
華と付き合ってから意識し始める自分、
(幼馴染だし・・・)と自分に言い聞かせても駄目だ。
やはり彼女のことを考えてしまう。
そして今日も、
「お~い、虎一」
彼女が自分のベランダから入ってくる。
「今度は英語読みか!しかしだな・・・危ないからベランダから来るな!」
彼女は自分と付き合うようになってから妙に綺麗になった。
いや・・・元々可愛いが・・・
女は恋をすると可愛くなるというがその通りだ。
「さて、今日も遅刻するぞ、」
流石に着替えたが弁当どうしよう・・・
「次に貴様は弁当どうしよう・・・と言う。」
彼女が片手で少し顔を隠し自分を指差しながら言う。
「弁当どうしよう・・・ハッ!」
確かに彼女は俺と同じ漫画を読むよ?でもここで使うのはどうかと・・・。
彼女から手作り弁当をもらい、自分もちょっと仕返しを
「愛妻弁当みたいだな。」
自分が彼女に言うと顔を真っ赤にした。止めてくれ、こっちまで恥ずかしくなる。
「ま、まぁとりあえずありがとう!」
何とかこの空気を打開したい。とりあえず着替えて自分は家を出た。
登校中、彼女と手をつなごうと思ったが何か恥ずかしい。
「ん?どうしたのかね虎一?」
「今度は一を最初と呼んだか!?いやそんな話はどうでもいい。」
自分は彼女に悟られまいとツッコミを入れる。
すると彼女が言い出してきた。
「なんで自分なんか・・・と考えてるでしょ?」
「えっ!?」
突然だった。確かに思っているがどうして彼女が・・・
「乙女を舐めて貰っちゃ困りますよ?」
彼女が少し冗談を交えつつ本題に入る。
「あんたが普段ヘラヘラしてながらも芯がしっかりしてる所。」
彼女の言葉に自分は素手「へっ?」と返してしまった。
「全く、昔も今も変わらないのね、あんたの母さんは一番になりなさいなんて言われてたけど、私が家庭の事情に首を突っ込んでもね、たとえお隣の幼馴染でも、
でも昔の貴方の一言で私はあなたのことに惚れたのよ・・・。」
(昔って・・・。)
中学2年になる頃だろうか、過去に私は両親に学年一位になれないことで酷く怒られていた。
「何で一番になれないの!」
母がご立腹で父は黙っているが怒ってるに違いない。
母の声は近所にも聞こえる大声だった。
そして自分が母にこう反論した。
「俺は皆みたいに凄い人間になろうとは思わない!いわば道化だ!だけど道化は一番輝いている、それはなぜか?蔑まされ笑われたとしても観客はそれに魅入られる。一番でなくても道化にはなれないのだろうか?つまりナンバーワンよりオンリーワンの方が何よりも大事なんだよ!」
私は母に反論した。今までの7年間中学1年生まで学年1位を捨ててまで母に言った。母は呆れるようになって私に反論しなくなった。
もしかして・・・
彼女が自分に言ってきた。
「貴方が道化なら騙されても良いかなってね・・・。」
彼女の言葉の意味が自分に伝わった。
世間ではただの言い訳でしかないけど彼女は自分のことを思ってくれたのか・・・。
自分は胸が熱くなり、彼女への疑問も吹き飛んだ。
「ありがとう・・・。」
自分がニッコリと優しい笑顔で答えると彼女は先に走って行き、
ちょっと向こうの方で
「何をグズグズしてるの!早く学校行くよ!」
「虎一・・・」
一応終わりりました。なんかトゥルーエンドみたいなハッピーエンドみたいな・・・感想お待ちしております。




