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佐渡ヶ島・糸魚川・長野に行って来たよ。  作者: 雷鳥文庫


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佐渡に佐渡にと草木はなびくという。

 皆様は佐渡ヶ島にどんなイメージをお持ちであろうか。

海は荒波♫の佐渡であろうか。

(それをもとにした、怪獣のシーゴラスやシーモンスの歌だったりするのか。)


佐渡は居良いか、住み良いか♫

(漫画「国民クイズ」の佐渡ヶ島共和国だったりするのか。

マニアなネタで申し訳ない。)


――さて、私は小さい頃、地図のパズルをつくるのが好きであった。

そう、日本の都道府県が型抜きされていて、はめて遊ぶウチに自然と地理が身につく(と思われる)アレです。

「ウチの子のお勉強に使えるかも♡」

というふうに昭和の親御さんが買い与えるものであった。

トイレに九九の表が貼ってあるのと同じ発想かもしれない。


さて、多少は効果があったと思われる。

「S」の形の佐渡ヶ島はキャラが立っており、とても覚え安く私の好みとなったのである。


パチリと海に嵌め込む佐渡ヶ島。

それだけでひと仕事した気持ちになった、いたいけな小学生だった私。


しかし、パズルの宿命として端っこから剥がれてめくれてきたり、なくなったりするピースが出始めた。


ああ、佐渡ヶ島よ。

その愛らしいピースがなくなった日本地図パズルはどんなに色褪せて見えたことか。



 とにかく私はルーラの呪文…ではなくて、佐渡ヶ島の形を覚えた。

そしていつか行ってみたいと思ったのである。


結果佐渡ヶ島と言えば一般的には。


◎トキ

◎金山


この二つであろう。


私はペンネームからも察してもらえると思うけれど、そこそこの(オイ)鳥好きである。

ウチでも小鳥を飼っている。ここ二十年ほど切れ間なく。


訪れた動物園でバードショーがあれば万難を排して行く。

先日、余裕こいていたらバードショーの時間が近くなり、広い「ズーラシア」を暑い中、必死で横断したことは私の記憶に新しい。


「掛川花鳥園」にも何回か行った。

手に乗ってきたオオハシ。

リアルなキョロちゃんって感じで可愛い。


そしてヘビクイワシのキックちゃん。

飼育員のお兄さんの言う通り、毎日ニセモノのヘビをキックするいじらしさ。

涙が出ます。

ハシビロコウもいるし、フクロウも充実。

ああ、素晴らしい花鳥園。

近くの「さわやか」のハンバーグを食べて帰った。


ハシビロコウも好きなのだ。

何度、ビル君に会いに「伊豆シャボテン公園」に行ったことか。

いなくなって寂しい。

普段は置き物みたいなのに餌の小魚を食べる時の素早さ。

そしてやはり頭から飲み込むのか。

うん、えらい。そうしないと喉にひっかかるものねと感心したのが昨日の事のよう。



ヤンバルクイナが見たかったので、沖縄観光の時、予定を組んで見に行った。

あと何日かで令和になる、という頃だ。

可愛かった。ああ、伝説の鳥が生きて動いている。

あいにく雨が降っていたけれどガラス越しに生のヤンバルちゃんが見れて満足だった。




さあ!次はトキである。

是非是非見たい。きっと見にいく。

佐渡ヶ島で待っていて。



 さて、もうひとつの佐渡ヶ島の名所。『佐渡金山』。

割と金山も、好きだ。

二十代の頃、友達と大分の「鯛生金山」に行った。

近くでだんご汁を食べて帰った記憶がある。


結婚してからは、伊豆や伊東によく行ったので、「土肥金山」には少なくとも五回は行った。もっとかも知れないが。子供を連れて行ったり。妹を連れて行ったり。

近くの「いのしし村」で猪鍋を食べたこともあったね。


さて次は「佐渡金山」である。

やはり世界遺産ですよ、世界遺産。

金山好きには外せない。

見に行かなければ。気分はウキウキさんなのである!


令和七年10月中旬。

某・関東の自宅を朝の五時半に出た。

この時はまだそんなに寒くなかった。

セーターとか厚手のパーカーも念の為に積んでるけどきっと大丈夫、使わない。

この薄着のパーカーでいいかな。畳んだらデイバックにも入るしね。


ノンノン!


逆に薄着のパーカーなんか使わなかった。

いえ、使えなかった。

厚手で雨も染みない感じのパーカーよ、ありがとう。

あんなに雨と寒さが襲ってくるとは予想外だったよ。


さあ、とりあえず高速に乗ってレッツゴー!

途中休憩。高坂サービスエリアで朝ごはん。

挿絵(By みてみん)


高坂サービスエリアのかき揚げうどん。

太めの麺で美味しゅうございました。

そこそこ、むきえびが入っていてね。

エビ好きの私の心がワクワクした。

私はカップ麺はエビ入りの醤油ヌードルが一番好きです。

(ニ番目は「焼き豚ラーメン」です。)


そしてこの休憩中に佐渡ヶ島専用のアプリの『さどまる倶楽部』をダウンロードした。

割と色々なクーポンがあって使えたよ。


佐渡ヶ島の観光地での知名度抜群。

窓口で、

「『さどまる倶楽部』のクーポンあります…」と言えば、

「ああ、ハイ。入場料50円引きですね。」

と即対応。


(似たものに『にー○る』があるけども、これは新潟県全般に使えるもの。

だけど『さどまる倶楽部』ほど知られていなくて、

「えっ?『にーく○』?…ああ、あった。このQRコードね…?」と。

スタンプラリーの色合いが強いかな。)


佐渡ヶ島に行く時は『さどまる倶楽部』をダウンロードしていく事をお勧めします。


そして車を走らせる。

曇り空の中、車は走る。


関越自動車道の長い長いトンネルを抜けたら、

……そこは雨であった。

しっかりとざぶざぶと振っていた。


嗚呼。


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