さくらのターンのその後。
今回は、さくらのターンのその後について綴っていく。
ちなみに俺たちは、内界とのつながりが断たれる強制交代を「○○(人格名)のターン」と呼んでいる。とは言え、ターンが発生するのは大抵さくらだ。
前回の記事でさくらのターンが来た事について綴ったと思う。だが、今まで48時間だったさくらのターンが24時間で終わった。その時は彩の再構成が起こっていたので、今回のターンは従来のものとは違うのかとも考えた。だが、以前もあったのだ。さくらが約48時間出続ける事が出来ずに疲れてしまい、ターンが強制終了した事が。その時は数日後にのあが強制交代で表に出され、そのままのあのターンに突入。さくらの約48時間の残り時間をのあが表で過ごした。
今回もそうなる可能性を予想していたら、案の定数日後の夜に和からのあへ強制交代が起こり内界との繋がりも断たれてしまった。
だが、のあが表に出ているならばそこまで心配はない。のあは12歳という年齢ではあるが、内界の管理とさくらの世話を担当するしっかり者だ。おっとりとして柔らかな雰囲気を持つ彼だが、人格の中では空間認知能力に1番長けており、B型事業所では3Dモデリングを行っている。その為、通所も任せる事が出来るのでその点は安心なのだ。ただ性別に関する身体違和が強いので、入浴に抵抗がある事だけが生活を回す上での壁だろう。
内界と繋がっていない不便さはあるが、のあのターンの場合は好都合でもある。何故なら、内界が停止している為に人格は全員眠ってしまうので、さくらがのあが居ない環境下に置かれる心配がないからだ。内界に居る時、さくらは常にのあの傍にいる。最近はのあが通所などで表に出ていれば、俺や奏が代わりを出来るようにはなった。しかしやはりさくらにとっては、のあが1番なのだ。この2人の強い結びつきや関係性については、またの機会に記事にしたいと思う。
さて、のあが表に出されていた期間どう過ごしていたかと言えば、前々から興味のあったキャラクターのゲームに挑戦したり、買い物をしたりと楽しかったそうだ。のあは表に出る機会が比較的少なく、表に興味があまりなかった。しかし今後も今回のような事態が起こる可能性は十分にあるので、表に慣れておいてもらう事も必要だろう。とりあえずは楽しめるものも見つかったようなので、時間を持て余す心配はなさそうだ。それだけでも大きな収穫と言えるのではないだろうか。
今の所、ターンがやってくるのはさくらとのあの2人のみ。他の人格でも起こるのかはわからない。ただ、さくらのターンが定期的にやってくるのは統計上ほぼ確定事項だ。しかし幼いさくらが表に出たままになると、普段以上に支援が必要になる。今は母が対応してくれているお陰で何とかなっている状態だ。将来的なライフステージの変化に備えて、どうにか内界と繋げる方法を見つけたい所だ。




