なにが起こった?
第一話は主人公が持っていたペンと紙に書いた文章です。
「スウゥ~~~~~~」
僕はペンをポケットにしまった。
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目を覚ました僕は異世界らしき「何処か」にいた。辺りを見渡したが明らかにそれは「現実」だった。僕も健全な男児だから異世界へ憧れた経験がある。だからだろう、冷静になったら凄く嬉しくなってきた。心臓の鼓動が早まった。剣と魔法の世界なのかな?エルフはいるのかな?美人が多いのかな?…etc
そんな感動からだろう。僕は咄嗟にバッグからペンを取り出し、ノートを一ページ切り取ってポエムのような痛々しい文章を書いてしまった。
「さて、どうしようかな。」
手に持っている紙に目をやると恥ずかしくなってきた。ああ〜きついよ。黒歴史だ。
「とりあえず、こうしますか」
僕は独り言を呟いて、その黒歴史で稚拙ながら紙飛行機を折った。
「飛んでいけ!」
紙飛行機は驚くほど飛んでいった。明らかに飛びすぎだろ。物理的にありえない距離を飛んでいって果てには見えなくなってしまった。
「まあ、いっか。さようなら、黒歴史」
そんなこんなをしていたら異世界に放り込まれてから初めての朝が来た。日の出が綺麗だ。東京住みでは早々拝められない大自然と朝日の対比が素晴らしい。言葉を失う。
因みに、アオイ君は無意識で風属性魔法を発動させています。




