プロローグ
ある日の太陽が天高く登っている時に俺は目覚めた。
目覚めは今までの中でも格段に驚くものだった。なぜなら、寝る前に見た景色はクラスの中で色んな人がはしゃいでた場面だけだったからだ。
その時のクラスの雰囲気はちょっとした事情で、省略させて頂くが、クラスにいたはずだから、こんな所で寝ているはずはない。
そのはずなのに、俺はこんな辺り一帯に何も無い草原の真ん中で寝ていた。
何故なのか?
その事は全く分からないが多分クラスの人に聞いたら分かるかも知れないが、周りには誰もいない……
だから、ここはどこなのかも分かんない……
……マジか
…………マジでどうしよ……
夢なのかな?
夢ならずっとここにいても良いかもしれないけど、誰か来るのは望み薄かな?
なので、移動しようか
じゃあどの方向に行こうかな?
どこに行っても何があるかは分かんないし…
うーん、もうあの方法でいいかな?
近くに落ちていた棒を拾ってきて、地面に立てておく。そのままゆっくり話して棒が倒れた方向は…………自分がいる方向から見て右!
よし、じゃあ右の方に行こうかな?
右に、なんか建物とかあればいいなぁ、街とかは願いすぎかもしれないから村があればいいな!最悪でも、人に会って色々聞きたい。
いよーし!それじゃぁ右の方角に向けてーレッツラゴーー!!
ーーー2時間後ーーー
なにもねぇーーー!!
街や村どころか人っ子1人いねぇぇぇ!!
なんで!?なんで誰もいないの!?
ってかまだ生き物とすらあってないよ!
何なのここ!?モンゴルみたいな所なの?
それにしたってなんか無いの?人がいたような事が分かるものとかさぁ!?
などと、色々愚痴を言っていたら遠くの方に人影らしきもの発見!!
よっしゃぁぁぁ!!第一人類(?)発見!!早速会いにいくぞ!!
俺は今までの疲れを忘れたような速さで駆け出した。
段しかし、々近づいていくその人影(?)を見て俺は疑問に思った。
(人ってあんなに小さかったか?)
そんな疑問が浮かんできたが、いまはそんなこと関係ない!!
まずはコミュニケーションからだ!
「おーい!あのーすいませんー!ここってど「グゥラァァァ!!」」
俺はその姿を見てとてつもなく驚いた。
なぜならとても人には見えないようなもの醜悪な顔に緑色の肌、身長が1mあるかないか位のおおきさで、ずんぐりむっくりしてる生き物--そう!俺が声をかけたのはRPGで、お馴染みのゴブリンだった。