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第1話

今日の俺は調子にのっていたようだ。何で、こんな事に。こいつ、絶対にヤバイ。本物のヤクザだ。俺の前にはのイレズミをした、大男が凄い形相で俺を見てやがる。まぁ、俺からぶつかって喧嘩売ったわけだが、流石に殺される。

「俺に喧嘩売ってタダで済むとは思ってねぇよなぁ!」そんな、大きい声で言わなくても聞こえるっての・・・つか、不良をやってるとは言え、高校生がこんな、ヤクザに敵う筈か無い。秒殺される。はぁ・・・今日が俺の命日か。最後にチーズケーキ食いたかったな。「また、やってるのか・・・血の気が多い奴だな」そんな時だった。後ろから声がした。畜生。こいつ等の仲間か?1人でも秒殺されるのに2人なんて瞬殺だな・・・こりゃ・・・「あぁ!何だ文句あんのか!」「あるさ。此処は俺達の島だ。よその馬鹿は出ていきな」「このガキをぶっ殺したら出て行ってやるよ」「そいつか・・・まだ、高校生じゃないか。許してやれよ」「ふざけんな!こいつは俺を怒らせた!ブチ殺さないと気がすまない!」なんか、話が勝手に進んでく・・・「まぁ、此処は俺達の島だ。そいつを殺りたきゃ俺をまずは、殺してもらおうか?」睨んでいる。クールな顔に似合わないくらい、恐ろしい目だ。「ふん・・・此処で、お前と殺りあったら上がうるせぇからな。今は我慢しとくぜ」「物分りが良くて助かるよ」大男は俺を一睨みして、去っていった。何だ?助かったのか?つか、こいつは誰だ?助けてくれたのか?駄目だ・・・分からない事が多すぎる。

「よぉ。お前。あまり、はしゃぐなよ。お前は大切な人材なんだ。怪我でもしたら俺が困る。」はっ?何、言ってんだこいつ・・・「人材?俺はお前なんか知らねぇぞ」「直ぐに分かるさ。これからは、多分、長い付き合いになっていく。名前を教えておこう。俺は、相川 翔だ。お前は?」「九重・・・九重 響だ」「良い名前だ。あの人がつけそうだな。」

誰だ・・・あの人?・・・「じゃぁ、今日の用は此処までだ。また、今度会おう」クールな男は、去っていった。いったい、何なんだよ・・・意味不明だ・・・まぁ、良い。帰ろう・・・



    ―翌日―

俺は朝っぱらから、信じられない光景を目の当たりにした。窓の外には黒服の男が大勢いた。

「な、何だよ・・・昨日の奴の仲間か・・・」昨日の奴とは傷の大男の事だ。「外に出てみるか」俺は意を決して外に出てみた。すると、「お早うございます!お待ちしておりました!」

何だ?待っていた?何を?俺をか?つか、何で敬語なんだ・・・だが、この敬語で少なくとも傷野朗の仲間じゃないな・・・「どうぞ!車にお乗り下さい!」此処で、逆らったらどうなるんだろう?そんな、事を考えつつも、ビビッて言えない。大人しく車に乗った。情けねぇ・・・

「よぉ。また、会ったな。響」運転席には昨日の、クールな男が居た。相川とか言う奴だ。「これから、お前の親父さんに会いに行く。」親父!?!?何で、親父が出てくるんだ!今は、単身赴任でたしか、静岡に居ると聞いてるが・・・「あぁ。静岡に居るぜ。だから、静岡に会いに行くんだよ」こいつは、地理に弱い人間なのか?「ざけるな!此処は、神奈川だぞ?何時間掛かるんだよ!」「まぁ、気長に待っててくれよ」まぁ、良い。今は、そんな事より聞きたいことがある。「おぃ!お前と親父とはどういう関係なんだ!」「あぁ。それか。あの人は俺のボスだ」ボス?意味不明だ・・・上司って事だろうか・・・つか、親父ってガンプラ工場の下っ端って聞いてたのだが・・・黒服ってガンプラ関係ねぇよな・・・「まぁ、深く考えるな。それより、今は説明しなくてはいけない事が、沢山ある。頭を切り替えてマジメに聞いてくれ」切り替えるなんて起用な真似は出来ねぇが、一応、頭には入れておこう。「まず、お前の親父はガンプラ工場の社員だと言っていたな。それは、間違いだ。嘘っぱちだ。あの人の本当の職業は、ヤクザ・・・って言った方が良いかな。そのヤクザのボスを務めているお方だ」

よし、決定だ!こいつはボケている!脳障害だ!出会った時からナントナク、気づいてたさ!

「おい。人を何馬鹿言ってるの?見たいな目で見るのは止せ」そんなのは、無理な話だ。

「まぁ、良いさ。話の続きをするぞ。ボスは自分の息子・・・つまり、君を4代目ボスにしたがっている。そこで、俺等が君を呼びに来たんだ」「よっ!俺の事、覚えてる?」そう言って、現れたのは、俺の従弟である。この人もヤクザか・・・最悪だ・・・この人がヤクザと言う事は、親戚のほとんどがヤクザか・・・「どうした!深刻な顔して!気楽にいけよ!」クソ野朗・・・気楽?無理だろ・・・




「こんな感じの話です。なるべく早く、続きを書く予定なので、楽しみにしてて下さい」

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