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仕事の時間

           第一章 仕事の時間 

第一話  お仕事のはじまり



「拝啓父さん人生はなんでこんなクソゴミなのでしょうか悪いことはせず生きていると言うに・・・・・・それもこれも・・・」



「リンー頼みたいことがあるんだけど」


ガチャリとドアが開く


「テメェのせいだーーーー」


と蹴りをかました。


「んで、これなんだけど」


「息子だぞ少しは心配しろよ」


「親だぞ、優しく扱え」


全くその通りだなとおれは思った。母さん産んでくれてありがとう。ちなみに不意打ちキックは掴まれたあと○ベンジャーズの強い雷様みたいに二、三回地面とキスをすることになった。


「お前に仕事。お義父さんから」「んげーそれおれがやらんないけないのー?」 


「嫌な顔すんなお前自由にしてもらえてるだけでもありがたく思え」

「はいはい」


「とりあえず頼んだぞ」


「りょーかいー」



現在、2187年200年前にあったとされる異宙戦争100年続いたその戦争は人間の勝利で終わったがその傷は、各地に残ったままである。そんな傷も残る日本で俺、前場寺凛花(ぜんじょうじりんか)は、15歳の高校生になったんだ…んなんで15歳なのに仕事があるのか?って、ふふふいい事を聞くじゃないそれはね語るには長い長い事情があるんだよ


……………1ヶ月と少し前


私の名前は佐山理沙(さやまりさ)、私の人生は楽しくも辛い人生である。ギギと下駄箱を開くと、ぐしゃぐしゃになった内ばき


「はー、またか」


高校生になって三ヶ月学校のイケメン先輩が私に一目惚れをしイケメン先輩に恋するクラスメイトからいじめを受けているのである。


教室のドアをあける。ケラケラと笑う声が聞こえる。

机も案の定である。チャイムがなり先生がきたがなにも言わない。今日も孤独な1日が始まるのである。



ここ私立花香高校(しりつはなかこうこう)お金持ち高校であり、生徒も力を持つ親ばかりで先生も口を出せないのである。


私はここの特待生として入学したがプライドの高い人が多いためよく思われていない。


「えーー今日は転校生がいます」


クラスが少しざわつく

「はいって」

ギーとドアが開く


「初めまして前場寺凛花(ぜんじょうじりんか)っていいます。どうぞよろしく」


「席は空いてるところに座ってくれ」


「うっす。わかりました」


身長は180センチ位で吸い込まれるような目をしている人だった。


「よろしくね」


私の隣だった


「うん。よろしくね」


「どしたんだこの机、あと内ばきも」


見られたくないもの見られた


「何にもないよ気にしないで」


「いや気になるだろ。」


「気にしなくていいよ〜その子いつもそんな感じだから。」


と笑いながらあの子が言うと皆もケラケラ笑う

「お前に聞いてねえよ」


クラスが一気に凍りついた。


「君、名前は?」


「私の名前は佐山理沙(さやまりさ)


「オッケー。佐山さんね。この高校全然わかんないからさぁ後で教えてくんないかな」


キーンコーンとチャイムがなる。


「じゃぁ、放課後にお願いね〜」


と彼は教室をでた。


前条時くんに学校の説明をしたあと帰路に着く。

今日は朝のあの時以外なにもされなかった。それだけで心が軽い。と歩いていると漫画で見るような黒色の車が私の横に止まる。

バタンとドアが開き、大柄の男たちが私を車の中に拘束した。目を覚ますと、ひそひそと声が聞こえる。


「捕まえましたぜ。どうしやすか?このあと」


ほんとにいいことなんてすぐ終わっちゃう


「俺たちの依頼主から、お前さんをどうにしてもいいって言われたからよ」


「べっぴんさんだからなぁ」


私の体を見つめ不気味に笑う。怖くて声も出ない。


「本当にいいことないなぁ」


とその時ガラスが割れる音とともに大柄の男たちがバタバタと倒れだす。



「な、なんだ」


とリーダーの男が言ってる間にも仲間たちは倒れ続け

る。


「はぁーめんどくさいことさすなよ」


と男に銃をつきつける。


「俺は働きたくないのあんまり全く」


ガンと男を殴り気絶させた。


「君、大丈夫?怪我は無い?」


こくこくとうなずく


「ならよかった」


と私の拘束を解いてくれた。身長が高く、口にマスクをつけ、赤色の君のパーカーを着た彼聞き覚えのある声で「内緒ね」と言いながら、警察を呼び、私は警察の父に事情を話し、父と一緒に帰ったのである。

その時私は初めて学校での出来事を父に話した。涙が止まらなかったが、父はしっかり聞いてくれた。次の日は学校に行き、先生たちに事情を話したが、変わりはしなかった。いじめっ子の彼女が親に言いふらしたのか、父は警察署で不当な扱いを受けている。悲しむ父の顔を、不安がる母と妹と弟を見ているのがひどく辛くなった。言ったことを後悔した。1ヵ月が経ったが、いじめは止まらず、周りに見えない形でより激化していった。雨降る中、私は終わらせてしまおうと思った。


「やめろよ。そんなんで死んだら馬鹿らしいぞ」


と前場寺君が言ってくる。


「なんで、、、」


「んーーだいぶやばそーな顔してたし」


「まぁ、死ぬのはやめとけよ。親かなしむぞ」


「なにも知らないでしょ」


「あー知らない」


「じゃあ、軽々しく言わないでよ」


「軽々しく命を捨てようとしてるやつに言われたくないよ」


「話聞いてやるから、とりあえず待て、な」


と、彼はにこやかに笑った。私は泣きながら今までのことを彼に話した。彼は何も言わず、私の話を聞いてくれた。


「事情はわかったよ」


彼は不適に笑い言った。


「そいつら懲らしめるか笑」


え、と私は返したが


「とりあえず、佐山さんは家に帰って、ちゃんとご飯食べて寝な。明日からは、俺がついてるから1人じゃないよ」


こんなにも人の言葉があったかいと感じたのは、久しぶりだった。高校生になって初めてぐっすりと眠れた気がした。次の日、いじめがとんとなくなった。いじめてくる子たちは、私を見つめるだけで何もしてこなかった。いじめが収まって1週間が立ったとき、いじめっ子の親が学校に責め立ててきた


「娘から事情を聞きました。そこのお前」


と前場寺君を指差し言う。


「娘がお前から毎日ひどい仕打ちをされていると聞いた。どういうことなんだ?」


「あんたの娘が俺の友達をいじめてるんでね」


「私の娘がか、そんなことするはずがないだろう」


「そうよ。私は何もやってないわ証拠でもあるのかしら」


彼は黙る。


「学校もこのような生徒がいるのはどういうことなんだ」


「申し訳ありません。今すぐ謝りなさい」


と担任は言った。


「謝るわけねーだろ。ばーか」


と笑いながら言う。

「お前どうなっても知らないぞ」


ふふと彼が笑い

「どうにかなるのは、おじさんの方じゃない」


とスマホをを操作し音声をだす。

「わかった。その男を潰したいのだね。パパに任せなさい。」

「ほんとお願いね。パパ」


2人の会話が流れ2人とも青ざめた顔をしている。


「なぜこれを...」


「焦ってるねー」と彼が煽る。


「やー探せば探すほどあんた真っ黒だね。あんたの会社殺人は当たり前、政治家に恐喝など、もういろいろ出てきたよ。」


がくがくと倒れこむ男


「いやー時間かかってごめんね。佐山さん。でも、これで約束果たせたねへへへ」


しかし笑いながら男は言う。


「だけどな警察は俺を捕まえれねえよ。俺の息がかかってるからなあ」


と笑うするとパンと手を叩き


「はいだからお呼びしております。息のかかってない警察官の佐山鷹広(さやまたかひろ)さんでーす」


「え、お、お父さん」


驚いた


「すまんなりさ、私だけじゃ何もできなくて、君に辛い思いをさせてしまった。本当にすまない。」


私は泣きそうになった


ぎりっと男を睨みつけ


「父としては、何もできなかったが、こいつは絶対に許さない。」


「だけどなまだ終わってねーんだよ...こい剛力ー」


ガシャーンと窓が割れる。2メートル近い大柄の男がきた。


「ここにいる奴ら全員殺せ」


「Yesボス」


腕を振るだけで風が起こる。


お父さんが銃を構えるもすぐに吹き飛ばされた。


「私が逃げるまで、ここを頼むぞ」


と娘を連れて逃げる


くっそと父が嘆く。


「鷹広さんあいつ追いかけてください。」


「だがこいつは」


「大丈夫です。俺がいるから任せてください」


と彼は言った。父は安心したのかすぐに逃げた男の股とへ向かった。


大柄の男は殴りかかってきたがそれをひらりとかわしだ彼が男を蹴りで吹き飛ばした。



「うへーめっちゃ飛んじゃった。はー追いかけなきゃ、佐山さん手つかんで〜言いたいことがあるんだー」と彼が言う。


私は恐る恐る手をつかみ一瞬で吹き飛んだ男の元へついた。


「佐山さんは気づいてるでしょおれがなんなのか」


「やっぱり、あの時、助けてくれたのは前場寺くんなんだね」


「そそおれ」


「俺を無視するな」


と攻撃してくる。男、今度は様子も変だ。バンとコンクリートを殴り壊す。


「なにあれ?」


私は驚きを恐怖を隠しきれなかったが彼は淡々と


「これはね、200年前にあったとされる異宙戦争の副産物だよ。」「副産物?」と私は聞く「そ、人間の細胞に他生物の細胞をくっつけちゃうんだ。そうすることによって出力に応じてその生物の能力を引き出すことができる。それを戦争の道具として使ったのあいつは見たところゴリラって感じかな。わっるい奴らはそれを犯罪に使っちゃったの、ああいう奴らに金払って護衛つけて警察じゃ手出さないようにしてんだよ。」


こわいしかし彼は笑っている。


「どーして笑ってられるの逃げよ」


「逃げないよ。こういう奴らを捕まえるために俺は来たからね」


「今回はすぐ終わるかなー」


彼がそう言うとなにかオーラのようなものが見える。


「出力70%」と言った。


一瞬のことだった。彼は大柄な男を踏みつけ立ってい

る。その姿は昔見た特撮のヒーローの如く輝いて見えた。


「ほら、一瞬だったでしょ。」



「君はなんなの」と聞くとかれは悩みながらこう言った。


「まぁ会うのはこれで最後だから言ってもいっかなー、AZ(アイズ)第0(だいぜろ)特別機動隊(とくべつきどうたい)って言うところで、こういう奴らをぶっ飛ばしてるヒーローもどきだよ」



私と彼の物語りはここから始まったのである。



第一話  お仕事のはじまり







 

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