表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

がたん ごとん

作者: 浦田茗子


 がたん ごとん

 がたん ごとん……


 平日のしずかな図書館で、親子が絵本を読んでいる。

 くつをぬいで上がる、じゅうたんの絵本スペース。壁いちめんの低い本棚に、絵本が並んでいる。窓のロールカーテン越しに、クリーム色のあたたかい光が差す。


 お母さんは、小さな男の子を、おひざにだっこ。

 男の子を包み込むように、小さな声で、電車の絵本を読んでいる。そして、絵本の「がたん ごとん」に合わせて、お母さんが小さく揺れる。

 男の子は、”電車”の特等席にちょこんと座り、絵本をじいっと見つめて、きいている。


============


『がたん ごとん がたん ごとん』

 安西 水丸/作、福音館書店


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ