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プロローグ
『××△×◎●×▼…○▽■…』
「えっ?やめっ、何?」
『……×▼▽■◎!!』
「きゃあ~!! ――っ??」
「フッ。ついでに送ってやろう。○○○○△×◎●×▼――……。」
「やれやれ。まあ、久しぶりに楽しみができたわい。いつかまた出会うこともあるじゃろうて。…生きのこれば、な。」
パ――-----ッ。
ドサッ。
急に宙に放り出され、もののみごとに、着地失敗。
「いったーい。もう、何なの?」
どっかに飛ばされたらしい。
森の中だけど、さっきまでいた場所とはちょっと雰囲気が違う。
「やっぱり無謀だったかしら?森の魔女に弟子入りなんて」
つぶやいてみるも空しい。
「ここ、どこらへんかしら?あんまり遠くじゃないといいけど」
……。
………。ん?
葉擦れの音。どこからか滴る水の音。鳥の声。虫の声。
妙にはっきり聞こえるような…。
ピク、ピクッ。
自分の頭に違和感を覚えて、手で確かめる。
「キャ~~~!!」
―――チセ・デルーカ、17歳。
森の魔女の呪いにより、ウサギにされちゃいました…。




