現]×[♀?♂]→[Möbius]
皆さんお久しぶりですzろuです。
前回の投稿から約半年、別に失踪した訳じゃないから(汗)
さてさて今回のお話から新章「異」と題しまして異世界編へと突入していきます。
見知らぬ世界、見知らぬ土地で紘は何と出会い何を見るのか?紘君の冒険に注目です。
今回切りが悪かったのでかなり短めですのでご了承下さい。(滝汗)
それでは本編スタートです!
謎の空間
「ん…?はッ!?」
ガバッ!
紘は目を覚ますと反射的に飛び起きて辺りを見回した。
「ここは!?」
暗い、灯りなどは一つもなく辺りは闇に包まれている。
しかし何故か自分の体だけはハッキリと見える。
「ここは一体何処なんだ!?みんなは…」
この時紘の頭によぎったのは久瀬達凶匣会のその後と戦いの結末、そして。
「記更…、オレはお前に…」
「目が覚めましたか?」
「!?」
突然横から声が聞こえた。
驚いてそちらを向くと少女が1人立っていた。
「な!お前!!?」
紘はその少女の顔を見るや驚いて数歩後ずさった。
少女は大きなウォード錠の形をした杖を持ち、下は足元、上は口元まで隠れる程襟が立っている白いローブを着ており、茶褐色の肌にストレートで首元くらいの長さの灰色の髪の少女、襟の隙間から覗いた彼女の顔は…。
「き、記…更…なのか?」
「違います」
少女の顔は何と記更と瓜二つだった。 紘は思わず名前を呼んでしまったが即否定された、どうやら彼女は記更では無いらしい。
「ち、違うのか?ごめんあまりに君記更に瓜二つだった…」
「あなたの様な下賎で野蛮な人が軽々しく彼女の名を口にしないで下さい、虫唾が走ります」
「…え?」
彼女の口調は終始落ち着いているが、言葉や態度は威圧的でゴミでも見る様な蔑んだ目が紘を突き刺した。
「………」
直ぐには考えが追いつかなかった紘だが少し冷静になると。
「……分かった、悪かったよ」
と言い返すこともせず謝罪した、そして紘は少女に対して別の質問を投げかけた。
「なぁ、オレは死んだのか?」
「さぁどうでしょう?死んだかもしれないし、生きてるかもしれない」
「記さッ…、ゼパルと凶匣会はどうなった?勝ったのは誰だ!?」
「それをあなたに教える義理はありません」
「ここは何処なんだ?何故オレはここにいる?」
「……」
紘がひっきりなしに湧いてくる疑問を手当たり次第にぶちまけていると、彼女は杖を持ち上げ、何も無い所に向かって鍵を刺す様な動作をするとそのまま鍵を開ける様に杖を捻った。
ガチャッ!グォォォォン………
すると杖を捻った所から白い光が現れ、どんどん大きくなってゆく。
最終的に人1人分程の大きな丸い光の穴が出来た。
「うわぁ!!なんだ!?」
紘は驚きのあまり変な声が出た、の空間といい目の前の少女といい間違いなく現実のものじゃないとは薄々思ってはいたがこんなものが見れるとは。
そう思った時、少女が藪から棒にこんな事を切り出してきた。
「単刀直入に申しますが、あなたはこれからいわゆる「異世界」に転移してもらいます」
「………………は?」
突然突拍子もないことを言われた紘は思考が追いつかずキョトンと固まってしまった。
「待ってくれ、話が見えない」
「言葉の通りです、あなたはこれから異世界に行きます。これはその扉です」
そう言いながら少女は杖で光の穴を指した。
「何故急にオレが異世界になんかに!?」
「その理由をあなたが知る必要はありません。それに私が言わずとも、この先あなたはその答えを知る事になるでしょう」
「答え?」
「はい、今あなたが私に尋ねたその全ての答えです。こちらへ…」
少女に導かれ、紘は光の穴の前に立った。
「申し遅れました、私の名前はキーと申します。今からあなたが行く異世界の創造主、そうですね…ゲームマスターとでも思って下さい」
「君が作った…世界?」
「はい、そしてあなたが異世界で目指す目標は「脱出」です」
「異世界からの脱出……、本当に何かのゲームみたいだな」
「その認識で結構です。ともかく貴方は今から異世界に転移しそこから脱出する。それが最終的なあなたの目標です、以上です」
「…え?それだけ?」
「以上です」
「脱出した後はどうなる?元の世界へ帰れるのか?」
「さぁ?帰れるかもしれないし、もしかしたら今度こそ本当のあの世かも知れません」
「君が作ったゲームなのだとしたらゲームクリア後に何があるのか知ってるんじゃ無いのか?」
「言ったはずです「以上です」と、これ以上貴方に話すことは何もありません」
「何故答えない?答えられない理由でもあるのか?」
ギリッ!
するとキーの口元が強く力んだ。
「言った方がよろしいですか?私は!あなたが!嫌いだからです!」
「!!?」
ドン!
「うっ!!?」
すると突然紘の体が何かに押された、誰かの手というよりはまるで空気の波が押し寄せてきた様な感覚だった。
「うわああああぁぁぁぁぁ!!!」
そして紘はそのまま光の扉の中に吸い込まれていった。
「………」
その様子を何事も無かった様に静観しながら佇んでいたキーはボソッと何かを呟いた。
「マスター、ようやく私の役目を果たす時が来ました…」
そしてキーはギロリと憎悪が宿った眼光を扉の奥へ向ける。
「呉島紘。私が…、ここを貴方の死地にして見せます」
その刹那、光の扉がスゥーッと消えて無くなっていった。
z「みなさんこんにちはzろuです」
鍵「こんにちはキーです」
z「うわー鍵ちゃんついに名前解禁になったんだねおめでとう!」
鍵「そんな事はどうでもいいです。貴方前回の投稿からどんだけ時間掛かってるんですか?」
z「えーっと前回の投稿が確か3月辺りだったから大体6ヶ月くらい?」
鍵「半年じゃないですかアンタ今平然と答えましたけどこれほぼ失踪でしょ!?」
z「失踪はしてませんw、一応マイペースに投稿するとは言ってるんで投稿期どうこうの話はこっちがしなくてもいいかなって」
鍵「無責任すぎるでしょ?アンタ人に楽しんでもらう気あるんですか?」
z「まぁこれで人が離れていくならそれも仕方のない事なんじゃない?ボクはボクのやりたい様にやっていくさ」
鍵「そうですか、貴方がそういうならもういいです。あと本編が新章スタートという事ですがこの茶番はこれからも続けるんですか?」
z「正直毎回毎回話題作るの大変なんで次回からこのコーナーでやる企画を考えてきたからもしよければそっちもお楽しみにしていただければと思います」
鍵「企画ですか?そんな余計なことばっかりしているから投稿が半年空くみたいな事になるんじゃないですか?」
z「言わんといてよ…、それに雑談とかがあればたまにやろうかなとも思っていますので今後ともこのエンディングテトークコーナーもお楽しみいただければと思います」
鍵「それではまた次回のお話でお会いいたしましょう」
z・鍵「またねー」




