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勇者の後始末  作者: ルケア
4章

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28話

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 工事は無事? に着手した。とりあえず、4つの業者に割り当てをし、人夫を宛がい、ひたすら河川堤防を工事させた。最終的には500人規模で工事をしていたが、無事に河川堤防だけは終わった。


 今は色んなところから土を運ばせて穴を埋めている最中だ。それが終わったらまた浚渫に戻って貰うんだが、彼らもしっかりと働いてくれている。何せ給料は出るのだから。


 出ない訳が無いんだよ。人件費が一番高くつくんだからな。それの計算もばっちりである。その他技術費等々を盛り込んで積算をしてあるわけなんだが、これで何割貰えるかだよな。


 魔王災なので5割は欲しい所。しかも河川堤防という要衝な訳で。これが下手をしたら下流域に居る他の貴族家を狙われていた可能性もあるのだからな。


 がっつりと搾り取りたいところではあるんだが、査定官の到着が少し早まるという早馬が届いた。早まるのは良いことだな。とっとと査定をしてもらいたいところだからな。


 まあ早まるのも何でかは解っている。ロバート兄から聞いた話だが、魔王災については、次期王が実権を握ったという話が出ていたそうだ。実績作りに必死なのだろう。一応は売った実績はある訳なんだが、実務でも実績が欲しいのだろう。


 それで張り切って査定官を出してきたわけだ。わざわざ急がせてまで査定をするとは思わなかったが。正直な所、早まっても関係ない所ではあるんだよ。既に工事には着手しているんだから。


 そりゃあ査定官が来るまで工事を待てるのであれば、確かに有効なのかもしれないが、待てるわけがない。待ったところで、何かが変わる訳でもない。精々負担率が変わるだけだ。


 それを解っているのかどうかが疑わしい所ではある。早さよりも、しっかりと査定出来る人を送り込んでもらいたいものではあるんだよな。早いに超したことは無いんだけど。


 まあ現場の工程をある程度把握している私にとっては何方でも構わないと言ったところか。既に直すべきところは直し終わっているし、早いと言っても、5日程早くなるだけだ。


 まずもって、魔王災から45日経っているという事をお忘れなきように。もうすぐ春がやってくる季節になろうとしている。それで5日早く来たからと言っても、何も変わらないんだよ。


 来るならもっと早く来ないと意味が無い。河川堤防を築堤し終わるまでに来なければ、話にもならない。後15日は早く来てくれないとその工程を見せられない。


 まあ、私の仕事が5日間早く終わると思えば、有難い事ではあるがね。私も仕事が貯まっているのだよ。何度も何度も査定の現場に来たいとは思わない。


 これで4度目の現場だ。何かあるたびに呼ばれるんだからな。何もなければ呼ばれないんだが、そんな訳にもいかんのだよ。何かしら工程通りに進まないこともあるんだよな。


 そんな訳で、最初に現地に行ったときから2回ほど呼び出されている。河川堤防を築堤している時に旧提から何かが出てくるときがあるんだよな。そう言うときに呼ばれるんだよ。


 大したことは無かったりするんだが、偶に出てきてもらっては困るものが出てきたりする。今回は出て来ては困るものが出てきたんだがな。


 赤子のミイラが出てきた。誰が埋めたのかは知らないが、死者は火葬と決まっている。それを何故に堤防に土葬したのかが解らん。解らんが、勝手に火葬をしても良いものなのかの判断を要求された訳だ。私にも解る訳が無いんだがな。


 丁重に火葬をし、共同墓地へと埋めて貰った。一番近い町で埋めて貰った。正直な所、何でミイラが出てきたのかは解らない。どの位古いものなのかも解らない。何で骨になっていなかったのかも解らない。全てが解らないままなんだよな。


 まあそう言う事もあるんだよ。何のために土葬したのか。過去に氾濫しかけた時に人柱を埋めたのではないかという説も上がったが、そんな事は辞めてくれと言いたい。


 呪術的なものは一応は禁忌に指定されているんだからな。効果があるのかさえも解らないんだが、呪術という単語がある時点で察して欲しい。何かしらあるんだろうな。過去に何かしらがあったんだろうなとは推察できる。


 そんな訳でだな。よく解らんこともあったが、無事に河川堤防の築堤は終わったんだよ。後は穴を埋めるだけ。土を運んで締め固めるだけ。それだけで良いんだよ。


 そんな光景を見るためだけに査定官の工程を5日間早めてくれたんだ。無駄というほかない。ゆっくりでもいいから普通の査定官を寄こしてくれ。次期王にはそう言いたい。


 まあ実績を高く買ってくれたいい人ではあるんだがね。わざわざ実績を買ってくれてありがとう。現在はロバート兄がエドワード兄を巻き込んでまた何かを企てている。


 そろそろ、領都の移転の時期なのかもしれないんだよな。ロバート兄の時代に動かしておきたいという所なんじゃなかろうか。次が遷都の場所選びなのかもな。


 今の領都は大分内地側に寄っているからな。もう少し、外縁部で良いんだろうと思う。最前線に作ることになるんだが、それも辺境伯家の務めだからな。


 まあ計画としては5年程の時間を掛けるんじゃないかと思っている。その位の時間は必要だからな。また色々と準備が必要なんだ。何とかして計画を推し進めるのだろう。


 仮にも領都だからな。大きさもなるべく大きくなければならない。そうなると、前回の侵攻よりも大規模に兵も動員しなければならないからな。


 多分だが、寄り子の兵力も使うんじゃないかと考えている。その位には範囲が欲しい。特に前回単独でやってしまったからな。今度は協力してもらうだろう。そう思っている。

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