イカれたキャラ達紹介するぜ!
【伊達 渚】
「やはりたけのこ。たけのこはすべてを解決する⋯⋯!」
本作主人公。
青髪青目。前は目にかかるほどで、襟足も長め。
身長は平均値より高めであり、外見年齢は17〜19。
顔は整っているが、オープンスケベな面や軽そうな雰囲気もあって、異性受けが良いとは言い切れない。
黙れば二枚目、喋れば三枚目という主人公の友人ポジとは火鈴の談。
楽天家で、冗談を良く言うおちゃらけタイプ。
軽い性格であり、嫌なことがあってもしばらくすれば忘れられるタイプ。割と物覚えは良い。
ポジティブな物言いが多いが、ツッコミの時には当たりが強くなることもしばし。
記憶喪失者であり、名前ぐらいしか自分のことを思い出せない。
記憶がない状態で気が付いた時には、三途の川辺りにいたらしい。
そのまま地獄庁の外れで彷徨い、空腹のあまり動けなくなった所をリコリスに拾われた、という経緯を持つ。
故に、自分が何故地獄に居るのか、死んだのか、死んだとしたら死因は何か、など。
その辺りの事情はまるで分かってはいないが、持ち前のポジティブで今日も元気にヒモ生活をエンジョイしている。
甘い菓子が好きで、中でもたけのこの町という菓子に並々ならぬ愛着を持つ。きのこ派とは相容れない模様。
あと何故かお菓子作りも出来たり、ぬいぐるみを作成したりと器用な面もある。
◆
【リコリス】
「羊が12匹⋯⋯羊が13匹⋯⋯羊⋯⋯ラム肉⋯⋯じゅるり」
三途の川先相談事務所の室長。
光沢のあるアッシュブロンドの髪に、真紅の目。
身長は低め。外見的には16歳前後。
クルクルとしたくせっ毛であり、羊の毛にも見える。
羊の角が頭に生えており、そこをポンポンと撫でられるとへにゃっとなるらしい(火鈴談)
スタイルはむっちりしており、その胸は豊満であった(ニンジャ並感)。太ってはいないが肉感的。
ゆったりとした服装を好む。スウェットLove。
いつも眠たげでアンニュイな目をしているので、目の下に隈がある方がそれらしいと渚に言われたりする。
ペコ聖人。夜寝るときに羊を数えて寝る習慣があるが、数えてる途中でお腹を空かせてしまう。そのせいか、寝不足気味なことも多い。
週に一度、七つの大罪に基づいた日を送る習慣があるらしい。
とはいえ、基本的に怠惰か暴食。
たまーに強欲(奇妙なオブジェなどの衝動買い。ただし美的センスはゼロ)。
たまーーーーに嫉妬(主に火鈴のウエストの細さに対して)。
憤怒も滅多にないが、憤怒というよりプンスコって感じだとか。
色欲⋯⋯?知らない子ですね。
実は閻魔の娘であり、閻魔代理官の資格も持ってるらしいのだが、現在は休職中。
ざまぁ裁判に何かしら思うところがあるのか、基本的には見ないらしい。
◆
【火鈴】
「ほらほら起きた起きた。って、わー!? ちょ、なんでパンツ一丁なんだよー!! このスケベー!」
メイド服を身に纏う猫耳猫尻尾完備の少女。
ピンクのツインテに灰色のメッシュが入る独特な色彩の髪をしており、目は猫目で金色。
クルンと鍵尻尾のように曲がった前髪がチャームポイントとは本人談。
外見年齢は15歳ほどで事務所の中では一番幼い方だが、リコリスに仕える冥土のメイドであり、事務所での家事を一手に担う。
主人と居候とは違って働き者。
彼女が居なければ事務所の運営すら危ういのではと思わせるほどである。
圧倒的有能。一家に一人な火鈴ちゃん。
ちなみに、何もない所から火を生み出す発火能力を持ってるらしい。
だが「何もないところからこれほどの火遁を!」と驚かれるようなレベルではなく、基本的に小火程度なんだとか。
非常にノリが良く、渚とは常に漫才のような掛け合いになったりする。
渚の事をナギと呼び、「けどナギィさー」「渚かナギかハッキリしろ」「混ざんだよねー」「こやつめ」的な流れがもはやお約束。
このやり取りを、地味にリコリスが羨ましがっていたりする。
普段は余裕綽々だが、お色家イベントではテンパってしまいリコリスに宥められたりする事もあるとか。
◆
【奪江婆】
「なーにがお茶目じゃ、ウチの目が黒い内はおんしのはれんちは許さんぞ! それが先代様との約束じゃもん!」
真っ黒な濡れ羽色の髪。
腰までのストレートで、紫の瞳を持つ。
ロリ。しかし違法。残念だったな諸君!
三途の川の対岸のほとりで「懸衣王」と呼ばれるショタジジイと一緒に渡った罪人の衣服を剥ぎ取り、「衣領樹」と呼ばれる枯れ木の枝にひっかけて、その罪の重さによって枝の垂れ具合が変わることから、罪人の罪悪をはかる役職につく。
見た目は誰がどう見てもロリ少女。しかし口調は「〜なのじゃ」と婆さん口調。
だが彼女は実際年寄りと言えるほどの年数を経てはおらず、むしろ見た目相応である。
婆さん口調なのは前任の奪江婆の仕草や口調を真似ている内にうつっただけであるらしい。
前任者に憧れを抱いているようで、仕事は基本的にプライドを持ってきっちりやる。
故に、同僚のショタ爺が鼻の下を伸ばしていると制裁を加えるのが彼女の役目。
ちなみに種族は鬼であるので、実は筋力がヤバい。
普通の人間がタイマンをしかけようものなら、指先ひとつでダウン待ったなしである。
実は任侠映画が好き。
よって好みのタイプも渋い叔父様。それも任侠映画に出るような厳つい系だとストライク。
故に罪人が筋者だったりすると目を輝かせ「お務めご苦労さまですじゃぁぁ!!」と挨拶し、仕事をほっぽりだして衣領樹近くの小池で歓待する。
爺も爺だが、婆も婆であるのだ。
◆
【懸衣王】(イオ)
「むほほぅ! こりゃたまらんねーちゃんじゃわい!」
ざんばらカットの黒髪で、黒目。
ショタ。合法。残念だったな諸君!
エヴァと共に罪人の罪を「衣領樹」の枝ではかる役職についている。
見た目はショタだが中身は列記としたジジイ。しかも可憐な少女や美人(特に巨乳相手)にはもの凄く弱く、例え罪深い女相手でも美人なら枝の垂れ具合を誤魔化して申告するという最低野郎である。
その為相方のエヴァにはしょっちゅう手痛い制裁を加えられてるが、彼もまた鬼であるために耐性が高く、ケロッとしている。
しかしそんな相方のエヴァには優しい一面もあり、実はスプラッターが苦手なエヴァの代わりに、衣服がない場合は生肌を剥ぐという行為は、イオが全て行うとか。
また最近は死者に変態が多く、エヴァを見るや喜んで服を脱ごうとしている者がいたり、むしろ脱がしてくれと迫る奴もおり、それを防ぐのも彼の役目となりつつある。
現状の地獄を快く思ってはいないが、これも世の摂理かと諦観しているらしい。