「エビデンスを出せ」と勇者に追放されたけど、予知能力があったみたいで魔王軍に好待遇で雇われました。え? 戻って来いって? エビデンスがないとダメって言ってませんでした?
妙に直感が鋭く、勇者艦隊の参謀部にまで登り詰めたエリオット17歳。
とある戦いで、勇者の判断が間違っていると指摘したところ、もっと論理的に説明しろ、エピデンスを出せと艦隊を追放されてしまった。
しかし、戦況はエリオットの言う通りとなり、勇者艦隊は惨敗してしまう。
魔王軍の捕虜となったエリオットは、第三皇女の鑑定により、予知能力を持っていることが判明した。
そして、レアスキル持ちは優遇される魔王軍に好待遇で迎え入れられる。
えっちな目に遭うと予知能力が働くエリオットに、第三皇女は女性だけで構成された四天王艦を与えた。
予知能力で難攻不落の要塞を落とし、数々の名将を討ち取って、戦力バランスを傾かせていく。
そして、祖国である連合国は中立国に吸収され、魔王軍が勝利した。
しかし、中立国の最新艦に乗ったエリオットは、魔王軍を攻め、第三皇女を討ち取って、本当の平和をつかみ取るのだった。