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異世界チート物語  作者: 俊敏な鰯
1章~中規模戦争 犬猿の仲のライバルと~
9/15

戦争の余波と総長

 グルード国とイルード国の国王はただ、愕然としているだけだった。


 グルード国の被害は戦死者約7万7千人、建築物被害約白金貨3枚(3億円)、農産物被害約白金貨2枚と金貨30枚(2億3000万)と甚大なものだった。

イルード国も戦死者約7万5千人、建築物・農産物被害金貨950枚(9500万円)の被害があった。

この被害を出したのはコウタの天変地異である。

 

 戦争の翌日グルード国では激震が走った。グルード国の国王が辞職したのだ。理由は

「理由は国に甚大な被害を負わせてしまったからだ。その責任を取らないのかと思われると思うが、私がまた、何か政策をとっても、より、国に被害を負わせてしまう恐れがある為こうさせて頂いた。

どうか、この無責任な私を許して欲しい」

 との事だった。後継者は息子だが、王宮でぬくぬく過ごしていた為、全然政治が分かっていないのが懸念されている。


 イルード国では、対応に追われていた。グルード国程では無いが、それでも甚大な被害が出たからだ。

どうしたら、この被害を取り戻せるかという話で

「税の割合を増やす」

と言うのが出たが、反乱が起きる可能性がある為、否決された。宮廷の生活費を削れば、取り戻すどころか、4,5ヶ月の予算は取れるのだが、腐った大臣共は提案すらしなかった。結局何も措置を取らずに、いつも通り過ごすと言う事で会議は終わった。


 そんな被害を出した張本人のコウタは

「やっべー、やり過ぎた。これからどうしよう?」

と考え込んでいた。

「まずはギルドに報酬を貰いに行ったらどうでしょう」

「そうだな、俺は何も知らないっていう事で良いか」


ギルド到着

「依頼の報酬受け取りたいんですけど」

「凄い激戦だった様ですね。生きていて何よりです。これが報酬になります」

えっ激戦じゃ無かったよ。まぁ良いか。おぉー金貨2枚(20万円)だ。

「じゃ これで」

「あ、少しお待ちください」

「はい?どうしました」

「総長がお会いになりたいと」

え、普通最初は支部長とかじゃないの。

「分かりました、場所と日時は?」

「場所は麒麟グループ本部で日時はいつでもと言う事です」

麒麟グループ総長って日本人じゃん。前から興味はあったんだけど、まさかこんなに早く会えるとは。

すぐに行こう。


麒麟グループ本部

やばいぐらいでかいな、ビル6階立てとか。こっちの世界じゃ摩天楼だな。

「すいません、麒麟グループ総長にお招き頂いた者ですけど」

「はい、コウタ様ですね。お連れする様にと言われております。こちらになります」

流石にエレベーターとかは無いんだな。やっぱ最上階か。

「コウタ様をお連れしました」

「ご苦労、悪いが、席を外してくれ」

「かしこまりました」

「早速だが、単刀直入に聞こう。お前日本人か?」

「あぁお前もだろ」

「そうだ。死んだと思ったら、真っ白な所で『転生させてあげましょう』とか言われて」

「俺もそうだな。いきなりすぎて、めっちゃ驚いた。お前はどういう経緯でこんな

グループ設立したんだ?」

「これが一番手っ取り早く、平和になると思ったからだ」

「これで話は終わりか?」

「そうだな。じゃまたな」

「これからも頑張ってください」

次回は説明回になります。感想の制限を無しにしたので、どんどん書いてください。

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