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第六話 空飛ぶ絨毯①
「コンニチハ。私ハ空飛ブ絨毯ノ『苺』ト申シマス。以後オ見知リオキヲ」
まるでロボットかのように「苺」は発声した。
「よ、よろしく、、」
「私ハ柿原純一様ノ専属絨毯トシテ務メサセテイタダキマス。トコロデ、柿原純一様ニヒントヲ教エテ差シ上ゲマショウ。コノ先、貴方様ガ行カレル高専ガ貴方様ニ相応シイカ調査するための試験ヲ受ケテモライマス」
「え?どういうこと?初耳なんすけど、、?」
「ソレハ当然デス。秘密ダッタノデ」
嘘だろ、、。試験は嫌だなぁ、、。でも行くためには受けないといけないのか、、。しょうがねぇ、やってやるか、、。