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笑顔神社  作者: 亀乃長命
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ようこそ笑顔神社へ(9)参拝方法

これは空想の神社です。

創建は、令和三年十二月三十日。

主祭神は、亀乃長命かめのながのみことです。

自分のことを、亀さんと呼びます。

この神社の御利益は、笑顔です。

たくさんの人に参拝してもらえたら嬉しいです。


※笑顔神社の造り方は、1話から書いています。

以前にもお話しましたが、神社といえば、〈二礼、二拍手、一礼〉が一般的ですが、笑顔神社の場合は、〈二礼、二拍手、笑顔、一礼〉が基本形になります。

笑顔、の手順のところで笑顔になるので、必然的に御利益があるという仕組みです。


それではここからは発展形について述べていきたいと思います。

まずは、一般的な神社の場合ですと、二拍手の後、手を合わせたまま目を閉じて神様にお願い事をします。

そして、目を開けて一礼という手順ですが、笑顔神社の基本形の場合は、二拍手の後、手を合わせたまま目を閉じないで笑顔になります。そして一礼します。

これでもじゅうぶんなのですが、毎日していると、少し物足りなくなってきます。

そうなったときが、次の段階の発展形を行うタイミングなのです。


それでは発展形の説明です。

二拍手のあと、手を合わせたまま目を閉じて、〈自分が足りていない心〉を唱えます。


例えば、感謝の心が足りていないと感じているときは、「ありがとうございます」と何度も何度も感謝の心になるまで唱えます。


例えば、謙虚な気持ちが足りていないと感じでいるときは、「おかげさまで」と何度も何度も謙虚な気持ちになるまで唱えます。


そして、目を開けて笑顔になります。鏡で最高の笑顔を確認したら、一礼します。


例えば亀さんの場合だと、いつもいろんな悪い記憶に悩まされるので、それらを振りほどくために、「執着しない」と何度も何度も唱えます。

執着しない心になると、心に付着したいろんな垢や汚れが綺麗に剥がれ落ちてゆくのです。


そして、この言葉はとても広い意味があるのでなににでも使えます。

例えばですが、蚊に刺されて痒いときでも、痒いという心に執着しなければ、自分の心から綺麗に痒いという心の垢が剥がれ落ちてゆくのです。

本当に救われる言葉です。


一度、皆さんもそのタイミングがきたら、発展形をやってみてはいかがでしょうか。

ようこそお参りくださいました。

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