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笑顔神社  作者: 亀乃長命
88/290

ようこそ笑顔神社へ(88)神様

これは空想の神社です。

創建は、令和三年十二月三十日。

主祭神は、亀乃長命かめのながのみことです。

自分のことを、かめさんと呼びます。

この神社の御利益は、笑顔です。

たくさんの人に参拝してもらえたら嬉しいです。


※笑顔神社の造り方は、第1話から書いています。

※たまに友人の鶴乃長命つるのながのみことも登場します。

 自分のことを、つるさんと呼びます。

亀さんはいつも神社でお賽銭をするのですが、あ、ちなみに笑顔神社では笑顔がお賽銭なのですが、いつも行く神社ではお賽銭をします。


金額は、だいたい5円とか10円とか50円なのですが、たまに500円とか小銭全部とかするのです。

ちなみに500円というのは亀さんにとって大金なのですが、それでもするのです。

そして、ここからがポイントなのですが、お願いごとをしません。

たった一言、「ありがとうございます」とだけ言って終わります。


それではいったい何に対してありがとうなのか?

ということなのですが、〈すべてにありがとうございます〉ということなのです。


500円あれば、けっこういろいろ買えます。食べたりもできます。しかし亀さんにとってはお賽銭することのほうが価値があるのです。

普通の感覚ですと、〈500円払ってありがとう〉とか完全に変態です。

しかも相手は神社ですから直接的な見返りもリアクションもありません。


けれどもこの【変態感覚】になったときには、すでに幸せが訪れているのです。


見返りもリアクションもない存在に感謝しながらお賽銭ができるという感覚を持つことは、とても大切なのです。


なぜなら、それができるということは、人に対しても無償で何かをすることができるからです。

それは、プレゼントであったり行動であったり。

そして、人に対してだとリアクションがあります。

そこから、〈喜んでもらえている姿を見て、自分まで嬉しくなる〉という好ループの世界に入るのです。


そして結果的に「ご利益あり!」ということになるのです。


ちなみに亀さんは、その神社に行くだけで幸せな気持ちになるので、まずは自分に対して、「ご利益あり!」です。

そしてお賽銭をすることで、これから関わる相手にも自分にも、「ご利益あり!」なのです。

ようこそお参りくださいました。

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