ようこそ笑顔神社へ(63)幸せのこと
これは空想の神社です。
創建は、令和三年十二月三十日。
主祭神は、亀乃長命です。
自分のことを、亀さんと呼びます。
この神社の御利益は、笑顔です。
たくさんの人に参拝してもらえたら嬉しいです。
※笑顔神社の造り方は、第1話から書いています。
※たまに友人の鶴乃長命も登場します。
自分のことを、鶴さんと呼びます。
幸せには二種類あると思います。
まずひとつめは、今の幸せです。
例えば、寒い朝、あったかい布団に潜り込んでいるときの幸せです。
もうひとつは、自分の人生のテーマに近づいているときの幸せです。
例えば、お金持ちになることがテーマの人が、お金を大量に稼いでいたらとても幸せでしょう。
ちなみに、そこで大切なことがあります。
それは、幸せモードに入っているときに、〈今、自分が幸せだ〉ということに気づくことができるか、ということです。
つまり現在、いくら幸せでも、それに気づくことができなければ幸せとは言えません。
ふと、過去を振り返ったときに、(あのときは幸せだったなぁ)と浸るのも、それはそれでよいのですが、やはり、幸せモードのときは、リアルタイムでそれを実感する方が幸せです。
そして人生が進み、過去を振り返ったときに、(あのときは幸せだったなぁ)と浸るのです。
つまり、二回目の幸せが味わえるのです。
亀さんは今、幸せです。
なぜなら今、トマトジュースを飲んでいるからです。
じわじわと、体に吸収していくのが分かります。
やがて亀さんの体は、トマトになりました。
これからは亀さんのことを〈トマさん〉と呼んでください。
冗談です。
ようこそお参りくださいました。




