ようこそ笑顔神社へ(55)ケイゾク
これは空想の神社です。
創建は、令和三年十二月三十日。
主祭神は、亀乃長命です。
自分のことを、亀さんと呼びます。
この神社の御利益は、笑顔です。
たくさんの人に参拝してもらえたら嬉しいです。
※笑顔神社の造り方は、第1話から書いています。
※たまに友人の鶴乃長命も登場します。
自分のことを、鶴さんと呼びます。
先日、血豆列車に乗っていたときに考えていたこと。
〈三日坊主〉という言葉は、よくないみたいな風潮がありますけど、本当にそうなのかなぁと、ふと疑問に思いました。
しかし、疑問に思ったときには、すでに結論は出ていました。
結論は、何かを始めたことが大切で、続くか続かないかは問題ではないのです。
続くものは続くし、続かないものは続かないし、結局は〈自然な心〉が決めてくれます。
大切なことは、興味を持ったことは何でもやってみることです。
そして、三日坊主という言葉は、一日が三回で三日です。
つまり、毎日、続けなければならないという無意識の縛りがあります。
それよりも、週に一回を続ける方が簡単かも知れません。
そして、長続きしそうです。
そもそも、笑顔神社というタイトルなのに、このお話のどこに笑顔の要素があるのかというと、隅っこのあたりにほんのりとあるのです。
三日坊主だったら何となく後味の悪さが残りますが、例えばそれを一ヶ月に一回の設定だと、一月坊主になります。
そしたら、一ヶ月も続いた、ということになって、逆に後味のよさが残ります。
つまり、
「書道教室に三年通っています」
と言われたら、
(すごいなぁ)
と思ってしまいますし、言ってる本人もそう思っています。
けれども、それが週に一回、しかも一回が二時間だとしたら、それを三年通って何時間になるのでしょう。
しかし、三年通っているのです。
このお話、なんだか後味よくありませんか?
ちなみに亀さんは、とても後味がいいです。
そしたら、ほんのりと笑顔になりました。
ようこそお参りくださいました。




