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笑顔神社  作者: 亀乃長命
54/290

ようこそ笑顔神社へ(54)すごろく

これは空想の神社です。

創建は、令和三年十二月三十日。

主祭神は、亀乃長命かめのながのみことです。

自分のことを、かめさんと呼びます。

この神社の御利益は、笑顔です。

たくさんの人に参拝してもらえたら嬉しいです。


※笑顔神社の造り方は、第1話から書いています。

※たまに友人の鶴乃長命つるのながのみことも登場します。

自分のことを、つるさんと呼びます。

ふと思い出したことがあります。

それは、お正月に〈すごろく〉をしなかったということです。

すごろくは買っていたんですけど、結局、放置したまま忘れていました。


ちなみに、すごろくで一番嫌なのが、〈ふりだしに戻る〉です。

本当に嫌です。

どのように前向きに考えても、やはりガックリきます。

これが出たときの気持ちは、例えるなら、朝から半日かけて掘った穴を、昼から半日かけて埋めるくらい、無意味な時間に似ています。


果たして、そこから得られるものはあるのでしょうか?


そのことについてあれこれ考えましたが、ひとつだけありました。

それは、戻ったことによって、それまで止まってこなかったマスに止まることができる、ということです。

つまり、再び新しい未来が待っているのです。


しかしながら、すごろくというのは、勝ち負けのゲームです。

やはりふりだしまで戻ってしまうのはつらいものがあります。

けれども、嘆いていても仕方がありません。


自分にできることは、サイコロを振ることなのです。

そして、再びゴールを目指しましょう。


というわけで、今回のお話は、すごろくで例えると、〈ふりだしに戻る〉というマスです。


誠に申し訳ありませんが、今から第1話まで戻ってください。

そして、気が向くところまで読んで頂いてから先に進んでください。


それではまた、次のお話でお会いしましょう。

ようこそお参りくださいました。

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