ようこそ笑顔神社へ(54)すごろく
これは空想の神社です。
創建は、令和三年十二月三十日。
主祭神は、亀乃長命です。
自分のことを、亀さんと呼びます。
この神社の御利益は、笑顔です。
たくさんの人に参拝してもらえたら嬉しいです。
※笑顔神社の造り方は、第1話から書いています。
※たまに友人の鶴乃長命も登場します。
自分のことを、鶴さんと呼びます。
ふと思い出したことがあります。
それは、お正月に〈すごろく〉をしなかったということです。
すごろくは買っていたんですけど、結局、放置したまま忘れていました。
ちなみに、すごろくで一番嫌なのが、〈ふりだしに戻る〉です。
本当に嫌です。
どのように前向きに考えても、やはりガックリきます。
これが出たときの気持ちは、例えるなら、朝から半日かけて掘った穴を、昼から半日かけて埋めるくらい、無意味な時間に似ています。
果たして、そこから得られるものはあるのでしょうか?
そのことについてあれこれ考えましたが、ひとつだけありました。
それは、戻ったことによって、それまで止まってこなかったマスに止まることができる、ということです。
つまり、再び新しい未来が待っているのです。
しかしながら、すごろくというのは、勝ち負けのゲームです。
やはりふりだしまで戻ってしまうのはつらいものがあります。
けれども、嘆いていても仕方がありません。
自分にできることは、サイコロを振ることなのです。
そして、再びゴールを目指しましょう。
というわけで、今回のお話は、すごろくで例えると、〈ふりだしに戻る〉というマスです。
誠に申し訳ありませんが、今から第1話まで戻ってください。
そして、気が向くところまで読んで頂いてから先に進んでください。
それではまた、次のお話でお会いしましょう。
ようこそお参りくださいました。




