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笑顔神社  作者: 亀乃長命
51/290

ようこそ笑顔神社へ(51)鶴編

これは空想の神社です。

創建は、令和三年十二月三十日。

主祭神は、亀乃長命かめのながのみことです。

自分のことを、亀さんと呼びます。

この神社の御利益は、笑顔です。

たくさんの人に参拝してもらえたら嬉しいです。


※笑顔神社の造り方は、1話から書いています。

※たまに友人の鶴乃長命も登場します。

とあるBARのカウンターで、〈Sade の Kiss of Life〉を聴きながら、スパイシートマトジュースを飲んでいると、鶴乃長命さんが現れました。


亀さんは、とても嬉しくなりました。

というのも先日、二度と会えないかも知れない、みたいなニュアンスのことを言われていたからです。


鶴さんを、まじまじと見る限り、先日とはさほど変化はなさそうでした。

鶴さんは、言いました。


【あれから鶴さんは、将棋の勉強を始めました。最近、駒の動かし方が分かるようになったんですよ】


これは先日、鶴さんが言っていたことでした。

というのも先日会ったときは、将棋のことなどまったく分からなかったのに、今では将棋の駒の動かし方が分かるようになっていた、ということなのです。


つまり、今、目の前にいる鶴さんは、先日の鶴さんではないのです。

なんだか不思議な気持ちになったと同時に、生きてくれていてよかったと思いました。


そして亀さんもあれから少し変化がありました。

それは、毎朝、美味しいコーヒーを飲むようになったのです。

鶴さんから見ても亀さんは、以前の亀さんではありません。

お互いさまです。


鶴さんは、言いました。


【これを言葉にすると、〈一期一会〉になります】


この言葉に、そんな深い意味があったとは、今の今まで知りませんでした。


マスターは、選曲をしながら微笑んでいました。

もちろん、マスターと亀さんとも一期一会ということになりますね。

ようこそお参りくださいました。

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