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笑顔神社  作者: 亀乃長命
48/290

ようこそ笑顔神社へ(48)鶴編

これは空想の神社です。

創建は、令和三年十二月三十日。

主祭神は、亀乃長命かめのながのみことです。

自分のことを、亀さんと呼びます。

この神社の御利益は、笑顔です。

たくさんの人に参拝してもらえたら嬉しいです。


※笑顔神社の造り方は、1話から書いています。

※たまに友人の鶴乃長命も登場します。

とあるBARのカウンターで、〈PrinceのUptown〉を聴きながら、スパイシートマトジュースを飲んでいると、いつものように、鶴乃長命さんが現れました。

そして、突然、こう言いました。


【亀さんとこうして会うのは、今日で最後になるかも知れませんね】


亀さんは、あまりの衝撃的な言葉に絶句しました。


【例えばですけど、鶴さんは明日も確実に生きているとは限りません。もちろん、お互いに】


確かに言われてみたら、その通りです。


【確実に言えることは、今の鶴さんと一ヶ月後の鶴さんは違います。つまり一ヶ月後、今、目の前にいる鶴さんに会うことはできません。もちろん、お互いに】


亀さんは、妙に納得してしまいました。


ということは、今、こうして鶴さんと会っている時間を大切にしようと思いました。


それを聞きながら、マスターは微笑んでいました。

ようこそお参りくださいました。

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