ようこそ笑顔神社へ(46)散歩のすすめ
これは空想の神社です。
創建は、令和三年十二月三十日。
主祭神は、亀乃長命です。
自分のことを、亀さんと呼びます。
この神社の御利益は、笑顔です。
たくさんの人に参拝してもらえたら嬉しいです。
※笑顔神社の造り方は、1話から書いています。
※たまに友人の鶴乃長命も登場します。
〈散歩のすすめ〉
亀さんは普段、散歩をするのですが、最近、気がついたことがあります。
それは何かと言うと、散歩中は、ほとんど深呼吸になっているということです。
このことは、亀さんにとって、とても大きな発見でした。
深呼吸の効果に関しては、これに良い、あれに良い、など多くの書籍にも書かれているので、ここでは省略しますが、亀さんにとって一番得たい効果は、精神安定なのです。
よく、「怒ったときは深呼吸しましょう」と言われますが、まさに散歩中は〈無意識の深呼吸〉の連続なので、おのずと精神は安定してくるのです。
もちろん、座禅、瞑想、入浴などのときにも深呼吸になりますが、亀さんの場合は、散歩しているときが一番自然な深呼吸ができているのです。
そして、さらに得られることがあります。
それは、外の新鮮な空気を体に取り込みながら運動しているということは、全身に良質な血液が巡ります。
歩いていると、じわ〜っと手の先にも足の先にも巡ってくるのが分かります。
これは体にとって、良いことです。
それから、何故か頭がクリアになります。
そして、いろんなことが閃きます。
つまり、散歩というのは心にも体にも良いのです。
ちなみに急足の散歩は呼吸が乱れるので、それはまた違う種類のものになります。
亀さんが言うのは、あくまで楽な速さの散歩です。
人それぞれ、無意識に深呼吸している状況は違うと思います。
当然、散歩以外のときもあると思います。
そして、自分はどの動作のときに〈無意識の深呼吸〉をしているのか、ということが分かっていたら、何か嫌なことがあったり、心が折れそうになったときに、その動作をすることで、少しは負荷が軽減されるのではないでしょうか。
そして、笑顔に戻りやすくなるのではないでしょうか。
ようこそお参りくださいました。




