ようこそ笑顔神社へ(40)鶴編
これは空想の神社です。
創建は、令和三年十二月三十日。
主祭神は、亀乃長命です。
自分のことを、亀さんと呼びます。
この神社の御利益は、笑顔です。
たくさんの人に参拝してもらえたら嬉しいです。
※笑顔神社の造り方は、1話から書いています。
※たまに友人の鶴乃長命も登場します。
鶴乃長命さんが夢に出てきて言いました。
【質量保存の法則とは、化学反応の前と後で物質の総質量は変化しない、とする化学の法則です】
鶴さんに言われて、ハッと気づいたのですが、この法則とはまた違うかも知れませんが、
例えばのお話です。
亀さんが死んで、柿の木の下に埋められたとします。
そしたら、土の中で亀さんという物質が反応して、土の養分になります。
そして、その養分を吸収した柿の木は、さらに育ちます。
やがて、実がなります。
その実を鳥が食べました。
実は、栄養となって鳥に吸収されました。
そして、その鳥は卵を産みました。
やがて卵はかえり、ひよこが誕生しました。
つまり、亀さんという物資の一部は、ひよこになったということです。
〈人は死んだらどうなりますか?〉
これまで、このことについて質問したりされたり考えたりしましたが、体という物質はこのように変わっていくのでしょう。
それでは、心はどうなるのかということです。
ちなみに心とは、言動によって表現されます。
そして言動は、人や動物、物に乗り移って残ります。
例えばですが、亀さんの口癖が、
「なるほどっ!」
だとしたら、その影響を受けた人も同じように、
「なるほどっ!」
と言います。
そして、それを見た人もまた影響を受けて、
「なるほどっ!」
と言います。
このようにして、この、亀さんの心のこもった〈なるほどっ!〉は続いてゆくのです。
もちろん、行いも同じです。
亀さんがしていた心のこもった行いに影響を受けた人が、それを真似して、それもまた同じように続いてゆくのです。
つまり、言動というのはとても大切なのです。
なぜなら、永遠のものだからです。
ようこそお参りくださいました。




