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笑顔神社  作者: 亀乃長命
37/290

ようこそ笑顔神社へ(37)吸って吐いて

これは空想の神社です。

創建は、令和三年十二月三十日。

主祭神は、亀乃長命かめのながのみことです。

自分のことを、亀さんと呼びます。

この神社の御利益は、笑顔です。

たくさんの人に参拝してもらえたら嬉しいです。


※笑顔神社の造り方は、1話から書いています。

※たまに友人の鶴乃長命も登場します。

世の中には陰と陽があります。

亀さんの体感では、そこに無(0=∞)もあるのでみっつなのですが、それは置いといて。


陽というのは明るい、陰というのは暗い、と大雑把な説明ですが、


例えば、部屋の換気をするときに、窓を一ヶ所だけ開けてもなかなかうまく換気できません。

けれども、もう一ヶ所開けると風はうまく抜けてゆきます。


話は脱線しますが、そのときにカーテンをよく見ていてください。

そこで気がつくと思うのですが、カーテンが部屋の内側になびいたり、外側になびいたりしていませんか?

まるで呼吸するかのように。

そして、空気の入口だと思っていた場所が、実は出口でもあるのです。

そこで分かるのが、極性は変わるということなのです。


つまり、

・出口でもあり、入口でもある。

・入口でもあり、出口でもある。

そして、

・まったくなびかない無風もある。

みっつありますね。


人が呼吸をするときも同じだと思います。

吸い切ったとき、一瞬、無の状態があって、そこから吐き出します。

吐き切ったとき、一瞬、無の状態があって、そこから吸い始めます。


話を戻します。

換気するには部屋の空気を出さなければ、新しい空気を入れることはできません。

つまり、何かを得ようと思うのなら、まずは得るための場所を作らなければならないということです。


だったらもっと大きい部屋に引っ越しますという人もいるかも知れませんが、部屋を大きくしたということは、得るための場所を作ったのと同じ意味になります。


これが自然の摂理だと思うのです。

全ての物事に当てはまらないですが、基本はそのようにできています。


結局、亀さんは何を伝えたかったのかと言うと、心に新鮮な笑顔の空気を入れるためには、まずは、淀んだ空気を吐き出さなければならないということです。


つまり、せっかく呼吸するなら、笑顔で吐いて笑顔で吸うほうが、笑顔になりやすいということです。

ようこそお参りくださいました。

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