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笑顔神社  作者: 亀乃長命
35/290

ようこそ笑顔神社へ(35)有難い

これは空想の神社です。

創建は、令和三年十二月三十日。

主祭神は、亀乃長命かめのながのみことです。

自分のことを、亀さんと呼びます。

この神社の御利益は、笑顔です。

たくさんの人に参拝してもらえたら嬉しいです。


※笑顔神社の造り方は、1話から書いています。

※たまに友人の鶴乃長命も登場します。

今回は、秘伝、

【ありがたいですねぇ遊び】を教えます。

これは、ひとりでできます。


それでは伝授します。

亀さんは今、家にいるという設定で説明します。


例えば、これからみかんを食べようと思ったとき、

「みかん食べよう、ありがたいですねぇ」

と声に出します。

みかんを食べ始めたら、

「美味しいですねぇ、ありがたいですねぇ」

と声に出して言います。


掃除機をかけようと思ったら、

「掃除機をかけますねぇ、ありがたいですねぇ」


お湯を沸かそうと思ったら、

「お湯を沸かしますねぇ、ありがたいですねぇ」


というふうに、とにかくすべての語尾に、「ありがたいですねぇ」をつけます。


ちなみにですが、なにがそんなにありがたいのかと言うと、普段のひとつひとつの行動に、数え切れないくらいの【有り難い】があるのです。


目の前にみかんがあって、それを普通に食べられる、ということは、いったいどれだけの偶然が重なっているのでしょうか?

そして、どれだけの人のおかげで、目の前にみかんがあるのでしょうか?

そして、その皮を剥く手があって、それを食べて味わう口、消化吸収する胃腸、つまり自身の体があるということの有り難さ。


自分がこの世に生まれてきて、今、生きているという奇跡的な偶然があるからこそ、目の前のみかんを食べることができるのです。

当たり前のことですが、これが現実なのです。


そのことを知っているだけではなく、理解するだけで、物事の見え方が変わってきそうです。


停電のときの、電気の有り難さ。

まさに、これと同じくらいの有り難さが、普段の生活の中に数え切れないくらいあるのです。

ようこそお参りくださいました。

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