ようこそ笑顔神社へ(28)無意識の心
これは空想の神社です。
創建は、令和三年十二月三十日。
主祭神は、亀乃長命です。
自分のことを、亀さんと呼びます。
この神社の御利益は、笑顔です。
たくさんの人に参拝してもらえたら嬉しいです。
※笑顔神社の造り方は、1話から書いています。
亀さんは、鬱持ちです。
ちなみに、他にもあります。
それによって、病気以前にできていたことが、できなくなってしまいました。
いろんなものも失いました。
そのことで、とても悲観的になっていました。
けれどもある時、ふと気づいたことがあります。
それは、病気以前の自分よりも成長しているということです。
病気の自分と、健康なときの自分とを比べたら、レベルが落ちたと思うでしょう。
できなくなった自分と、できていた自分とを比べたら、レベルが落ちたと思うでしょう。
普通はそう思います。
けれども、それは大きな勘違いでした。
人は勝手に成長します。
絶望しても成長するし、悲観的になっても成長するし、何かを達成しても成長するし、努力しなくても成長するし、家で寝てばかりいても成長します。
そして、さらに言うと、成長がどうだとか、そんなことはどうでもよいのです。
過去と比べず、今だけに集中するのです。
それから、極論を言いますと、病気があってもなくても結果は同じなのです。
これは亀さんの体感なのですが、どうやらこれは間違いなさそうです。
流れてゆくところは、たとえ道順は違っても、ほぼ決まっています。
つまり、身体の不具合の有無は関係なくて、進みたい方向を決めているのは〈無意識の心〉なのです。
ようこそお参りくださいました。




