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笑顔神社  作者: 亀乃長命
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ようこそ笑顔神社へ(23)誰かのために

これは空想の神社です。

創建は、令和三年十二月三十日。

主祭神は、亀乃長命かめのながのみことです。

自分のことを、亀さんと呼びます。

この神社の御利益は、笑顔です。

たくさんの人に参拝してもらえたら嬉しいです。


※笑顔神社の造り方は、1話から書いています。

笑顔神社の主祭神、亀乃長命さんは、笑顔の神様です。

そして、亀乃長命さんへのお賽銭は〈笑顔〉のみとなっております。

ですから、お賽銭箱はありません。


けれども、今から書くことは、例えばのお話です。


毎日、お仕事を頑張っている一人暮らしのOLさんがいるとします。

そして、お家には笑顔神社があります。

お仕事が終わって家に帰るとき、ふと、

「あ、そうだ!亀乃長命さんにケーキを買って帰ろう!」

と閃いたとします。

そして、ケーキをひとつ買って帰ります。


家に帰ってさっそく、笑顔神社にお供えします。

けれども亀乃長命さんは、〈笑顔〉以外は受け取りません。

そして、そんなとき、亀乃長命さんは必ずこう言います。


「お気持ち、ありがとうございます。

けれども、笑顔以外は受け取りません。

しかし、どうしましょう、せっかくのケーキ。

処分するのも、もったいないですね。

そうだ!わたしの代わりに食べて頂けませんか?」


そう言われてしまったら仕方がありません。

OLさんは自分で食べることになりました。

しかも、このケーキが抜群に美味しくて、思わず最高の笑顔になりました。


その笑顔を見た亀乃長命さんは、とても嬉しい気持ちになりました。


と、こんなお話です。

純粋に、誰かのために喜んでもらおうという気持ちが、結果的に自分の喜び笑顔になっていた、というお話です。


ここで、注意点があります。

みなさんお分かりだと思いますが、それは、亀乃長命さんに買って帰るという口実で、毎日ケーキを買って帰ってはいけません、ということなのです。


亀乃長命さんは、毎日ケーキをお供えされても嬉しくありません。

うんざりします。

プレゼントは、たまに貰うから嬉しいのです。


くどいようですが、亀乃長命さんは、笑顔しか受け取りません。

これだけは、くれぐれも忘れないでくださいね。

ようこそお参りくださいました。

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