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笑顔神社  作者: 亀乃長命
181/288

笑顔神社(181)和の精神

今日の予報は、

〈歩く のち 買う〉

先日、とある繁華街のカフェの前を歩いていたら、テラス席に異国の人が座っていました。


その人がどこの国の人なのか分からなかったのですが、金髪で鼻が高くて肌が白くて、日本人よりも大きな体格の女性でした。


その女性は、

「あ、ヨーロッパの人」

と、思わず口から出てしまうような異国の人でした。


異国の人を見るのは、とても久しぶりです。

そして、その人のまわりはすべて日本の人です。


亀さんはそのとき、異国の人の気持ちを勝手に想像しました。


〈みんな小柄だなぁ〉

〈時間にキッチリしてるなぁ〉

〈治安がいいなぁ〉


想像力の乏しい亀さんは、このくらいしか浮かびませんでした。



そのとき、ひとつ思ったことがあります。

それは、もし、その異国の人が観光客だとしたら、日本人が古代から持つ【和の精神】をお土産にしてくれたらなぁと思いました。


けれどもよく考えると、本当の意味での【和の精神】というのは災害のときに発動するので、それはそれで困ります。

そして、すべての人に発動しないので、これはこれで難しいところです。


ちなみに亀さんが考える本当の意味での【和の精神】とは、古代から頻繁に起こる自然災害に耐えながら、自然の恵みに感謝し祈り、互いに助け合って黙々と暮らしている人の姿のことです。

ようこそお参りくださいました。

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