表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
笑顔神社  作者: 亀乃長命
170/288

ようこそ笑顔神社へ(170)海辺の時間

今日の予報は、

〈座る 一時 歩く〉

砂浜を歩くと足跡がつきます。

それは、その人が生きている証です。


やがて、風が吹いて雨が降って、跡形もなく足跡が消えてしまったとしても、砂粒は踏まれたことによって削られて、その人の存在を記録します。


人は生きているだけで足跡をたくさん残します。


だから幽霊には足がないのかも知れません。

というのは冗談です。


砂浜に座ると座った場所が凹みます。

それは、その人が生きている証です。

やがて風が吹いて雨が降ってきたら、慌てて屋根のある場所に走って避難するでしょう。

避難しながらも足跡はつきます。


雨宿りをしながら海を見ます。

雨は激しく水面を叩きながら海に染み込んでゆきます。


ここで一句。


【海をみる目しみる雨】


全然、五七五になってませんね。

ようこそお参りくださいました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ