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笑顔神社  作者: 亀乃長命
163/288

ようこそ笑顔神社へ(163)当たり前のこと

今日の予報は、

〈家事 時々 笑顔〉

今回は、なんとなく思いついた当たり前のことを書きます。


家の中の物を昨日と比較すると、昨日まであった白菜がなくなっていたり、シャンプーが減っていたり、お茶が沸かされていたりと、いろんなことが変わっています。


当たり前のことです。


自分の体重も違います。


すべての物事を維持することは不可能で、それらは常に変容しています。


当たり前のことです。


部屋でじっとしていても、自分を取り巻く環境は常に動いています。

そして、自分も見えない力でその影響を受けています。


テレビをつけて、面白そうな番組が放送されていたら、それを最後まで見るでしょう。

ということは、テレビによって、テレビの前に座らされたのです。


外に出ても家にいても、大きな力に影響を受けます。


散歩しているだけでも影響を受けます。

足に合わない靴を履いて散歩するだけで、変なところが痛くなったり不快な気分になったりもします。


喉が渇くと自販機でコーヒーを買ってベンチに座って飲みます。

と同時に財布が少し軽くなります。

と同時に自販機はコーヒー1本分軽くなって、小銭の分だけ重くなります。


当たり前のことです。


何かが動けば、それは池に小石をひとつ落としたみたいに丸い波紋が広がります。

世の中は、波紋だらけです。

それぞれが同じ池に小石を落としてちょうどいいバランスの波紋を保ちます。

ときには池から溢れるような大きな波紋になることもあるでしょう。


当たり前のことです。

ようこそお参りくださいました。

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