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笑顔神社  作者: 亀乃長命
160/288

ようこそ笑顔神社へ(160)コバエと亀

今日の予報は、

〈歩く 一時 読む〉

以前、とある俳優さんがテレビでこんなことを言っていました。


「正義を貫くには強くなければならない。ウルトラマンも同じでしょう?」


それを聞いた亀さんは、激しく納得したのを覚えています。


例えば、電車の中でタバコを吸っている人や迷惑行為をしている人を注意するには、ある程度の強さは必要です。

そうでなければ、相手は言うことを聞かないでしょう。


今、これを部屋で書いているのですが、どこから迷い込んだのかコバエが一匹飛んでいることに気がつきました。

一回は、「コバエさん、出て行ってください」と言いました。

けれども当然のことながら、出て行ってはくれません。


一匹の虫の侵入も許さない亀さんにとって、この状況を我慢することはできません。もしコバエが目の前にきたら、ペチンと両手で潰してやろうと思っています。


亀さんのちっぽけな正義を貫くにはこうするしかありません。


きっと、コバエにはコバエなりの正義があることでしょう。


しかし、この場合は圧倒的に強い亀さんの正義が通ります。


世の中、そんなものだと思います。

ようこそお参りくださいました。

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