表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
笑顔神社  作者: 亀乃長命
148/288

ようこそ笑顔神社へ(148)白と黒と灰色と

今日の予定は、

【寝る 時々 家事】

白黒ハッキリさせないと気持ちの悪い亀さんですが、灰色という世界、曖昧な世界を受け入れることで少しは生きやすくなるのなら、受け入れてみようと思いました。


いったい何のお話をしているのかと言うと、亀さんの生きづらさの原因のひとつとして、【白黒思考】があります。

世の中、それだけで成り立つほど単純なものではありません。


世の中というのは、白でもなくて黒でもなくて、微妙で曖昧な世界の方が多いと思うのです。

けれども、その微妙とか曖昧とかそういった世界は亀さんにとって、とても気持ちの悪い世界でした。


ただし今回の鬱によって思い知らされたことは、やはりこの灰色の世界は間違いなく存在していて、しかもそれは自然の摂理となると、自然信仰型の亀さんにとって、このことを受け入れざるを得ません。


亀さんには写真の師匠がいます。

以前その人に、光と影のお話をしたところ、このような返事が返ってきました。

「曇りの日の均等な光の世界もいいよ」


まさにそれが灰色の世界です。

この世はみっつの世界で構成されていると知っていながら、白と黒の世界だけで生きている亀さんは生きづらくなるのは当たり前のお話です。


これからは、亀さん的には気持ちの悪い、微妙で曖昧な灰色の世界も少しは受け入れてみようと思います。

ようこそお参りくださいました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ