表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
笑顔神社  作者: 亀乃長命
144/288

ようこそ笑顔神社へ(144)幸せとは

今日の予定は、

〈座る 時々 話す〉

開店前の黄色三日月のカウンターで、開店の準備をしているマスターが出す音をボーっと聴きながら、気持ちよさそうに泳いでいるイルカの姿を空想していると、鶴さんが現れました。

そして、こんなことを言いました。


【幸せとは、自分が考えていること、言っていること、やっていることが調和しているときのことを言います】


それを聞いた亀さんは、ハッとしました。

と同時に、泳いでいたイルカが大ジャンプしました。

「なるほど!!確かに!!」


そういえば、亀さんの普段の生活はどうだろうか。


今、具体的に書いては消し、書いては消しを繰り返して、結局は消えている状態ですけど、だいたい調和していると思いました。

つまり、亀さんは幸せということになります。

健康や不健康は別として、確かに幸せです。


この言葉を掘り下げると、考えてること、言っていることまでは自分の問題ですが、やっていること、つまりそれをやっていられるということは、突き詰めると、まわりの人の何らかの協力が必要です。


そう考えるとやっぱり、

〈おかげさまで〉と〈ありがとうございます〉

という気持ちに辿り着きます。


そろそろ開店します。

頭の中のイルカは気持ちよさそうに泳いでいます。

亀さんは今、スパイシートマトジュースが飲みたいと考えています。

ようこそお参りくださいました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ