ようこそ笑顔神社へ(132)過去を振り返る
これは空想の神社です。
創建は、令和三年十二月三十日。
主祭神は、亀乃長命です。
自分のことを、亀さんと呼びます。
この神社の御利益は、笑顔です。
この神社が、必要な人の所に届きますように。
参拝方法は、二礼・二拍手・笑顔・一礼です。
※笑顔神社の作り方は、第1話から書いています。
※たまに友人の鶴乃長命も登場します。
自分のことを、鶴さんと呼びます。
笑顔神社を第1話から少しだけ読み返しました。
笑顔神社が、これからどんな風になっていくのか楽しみです。
そういえば途中から血豆タウンや黄色三日月というBARも出てきます。
血豆タウンのお話は、亀さんが今よりも若造だった頃に創作した未完成の世界です。
社会に適応できない亀さんにとって、社会での生活はあまりにもつらすぎて、仕事以外の時間はほとんどその世界に逃げ込んでいました。
その頃にはすでに心の病気は発症していました。
発達の遅れにも気がついていました。
悲惨なこともありましたけど、今では懐かしく思えます。
黄色三日月は、亀さんが長年通っているお店がモデルになっています。
そういえば最近、黄色い三日月のロゴマークを見かけました。
きっといろんなところに黄色い三日月はあるんでしょうね。
亀さんの抱く黄色い三日月のイメージは、子供がクレヨンで描いたような、シンプルなものです。
そこに意味や思想はなく、唯一、〈純粋〉だけが存在しているのです。
今回は、亀さん語りと作品語りになりました。
これからも笑顔神社が必要な人の所に届きますように……。
ようこそお参りくださいました。