ようこそ笑顔神社へ(118)願いを叶える
これは空想の神社です。
創建は、令和三年十二月三十日。
主祭神は、亀乃長命です。
自分のことを、亀さんと呼びます。
この神社の御利益は、笑顔です。
この神社が、必要な人の所に届きますように。
参拝方法は、二礼・二拍手・笑顔・一礼です。
※笑顔神社の作り方は、第1話から書いています。
※たまに友人の鶴乃長命も登場します。
自分のことを、鶴さんと呼びます。
神社にお願いごとをしたら、結果は分かりませんが、その人にとって吉の方向に導かれると思います。
たいていそこで願掛けは終わると思うのですが、実はもうひとつあるのです。
それは、自分のお墓や仏壇、つまりご先祖様です。
そして、実はこちらにお願いごとをするほうが、理屈では叶いやすいのです。
それはどういうことかと言うと、ご先祖様は子孫に対してお願いごとを叶えたり、正しい方向に導いたりする義務があるからです。
それは、どのくらいの義務かというと、親が子供を無償の愛で育てるのと同じくらいの義務です。
つまり、ご先祖様が子孫に対して無償の愛で力を貸すのは当たり前のことなのです。
お話をお墓や仏壇に戻します。
ご先祖様の魂や霊がお墓や仏壇にあればいいのですが、もしかしたらそこに無いかも知れません。
もっと言うと、魂や霊など、そもそも存在しない可能性すらあります。
その場合、いくらお墓や仏壇にお願いごとをしても、その願いは空振りしてしまいます。
ならばどうすればいいのか?
実は、魂や霊がない場合でも、ご先祖様が確実に存在しているところがあります。
それは、自分の心と体です。
もうお気づきかと思いますが、今の自分はご先祖様の遺伝子などでできています。
つまり、鏡に向かって自分に対してお願いごとをすればよいのです。
それでは、どのようにお願いするのかと言うと、
例えば、
「試験に合格しますように」
ではなくて、
「試験に合格します」
と言います。
なぜなら、
〈ご先祖様は自分で、自分はご先祖様〉
だからです。
それでは、お墓や仏壇にではなくて、どこでお願いすればよいのかということですが、そこで登場するのが【笑顔神社】です。
そこには、ちょうど鏡があります。
そして、その場所では毎日、笑顔です。
そんないい場所は他にはありません。
次に、お願いごとをするときの心構えを説明します。
少し想像してみてください。
【好きなことをして遊んでいるときはどんな表情ですか?】
きっと、ほとんどの人が笑顔だと思います。
・何かに挑戦しようとしているとき
・人生の別れ道のとき
・重大な局面のとき
そんなときほど、〈遊びに行くような気持ち〉で挑んでみてください。
きっと自分にとって最善の結果が待っているでしょう。
※むりやり笑顔神社に持っていきましたが、お墓や仏壇の前が理想です。
※お墓や仏壇のお花がこちらに向いているのはどうしてでしょう?
それは、自分の心と体にご先祖様がいらっしゃるからです。
ようこそお参りくださいました。