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輪廻の扉  作者: ゑ兎
第4章
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第44話 新体制




 イザナミを倒す


 それが僕の決めたこれからのアストレアの活動方針だった。

 そのために必要なことは沢山あった。


 今までと同じように輪廻の世界の哨戒を毎日行う。

 これはコウスケに任せることにした。今まではミナトの任務だったから、コウスケが引き継ぐのが1番良いと判断した。


 現実世界の警護も行わなくてはいけなかった。

 文化祭の後、ウィルが現実世界に現れたため、戦場が輪廻の世界以外にも広がってしまった。

 この任務には僕とマイに加えて以前タイタンから離脱した3人が就くことになった。

 3人は異変を見つけたら僕らに知らせるようにさせた。


 他のメンバーには輪廻の世界に迷い込んだ人の対処と前世持ちのコアの破壊をお願いした。

 それと共に、スミハを中心としてイザナミ討伐作戦の内容を考えてもらうことにした。


 イザナミを倒してソラを取り戻すとは言ったがそれはかなり難しいことだ。


 ソラは女神だったため、殺人を犯しても来世の能力が消えなかった。

 その結果、今あの体には来世のハヤブサと前世のイザナミが混ざった状態になっている。

 イザナミだけでも厄介なのに来世の能力まで使われると、戦って押し勝つのは難しくなる。


 だから、その状況の中で僕らがどう動けばイザナミだけを剥がすことが出来るのかというのはとても難題なのだ。


 だけど、スミハとクローならきっと見出してくれるだろう。

 今までの僕らの作戦は全てスミハが考えたものだったし、この前の襲撃の際もとっさに皆に指示を出すことが出来ていた。

 スミハは相当頭が切れる人だと僕は思っている。

 クローにしてもそうだ。

 今までタイタンの皆を引っ張ってきたという過去がある。

 それに加えて僕はクローの状況把握能力の高さを実感している。

 この2人なら任せられるというだけの理由が僕にはあった。

 それを2人に伝えると、2人は快く引き受けてくれた。


 僕らは新体制の中目標に向けて歩き始めた。




 結果から話そう。

 スミハとクローが作戦内容を完成させるまでに3ヶ月かかった。

 中々アイデアが浮かばなかったわけではない。

それだけの期間を必要としなければいけなかったのだ。


 その間に僕は、僕らは変わってしまった。


 もう今までのアストレアには戻れなくなってしまった。


 3ヶ月の間に何があったのか。


何が起こったのか。

何を失ってしまったのか。


これから話していくとしよう。




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