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神様!お願いします!  作者: ハロ
四章 天国と地獄
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68話 神様!償いの代償はどれくらいでしょうか!?

この話は、拷問されます。

残虐な描写や、激しい言葉を使われますので、閲覧する時は、注意して下さい。


あらすじ

マチルダ様と過ちを犯した罪でハオは拷問を受ける。

「ぐあああ!ぎぃいいい!!」


鞭で背中を叩かれる!

いや、皮膚を剥ぎ取られると言った方が正しい。


「おら!寝てるんじゃねーぞ!!」


バシャッ!


水をかけられ、強引に意識を取り戻された。

手を掴まれ、ペンチで爪を挟まれる。


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」


1枚、そして、1枚と爪は根元から引き千切られる!辛うじて残った部分からは、血が滴り落ちるのだ。


ポタリ、ポタリと床を血で濡らす。


バシャッ!


「がはっ!!??」


気絶しても、気絶しても意識を戻され、その度に拷問を受けた。もう何時間が過ぎているのか分からない。


【いっそ、殺してくれ】


僕はそう思う様になった。

しかし、無情にもそれは叶わない。爪の数は20個あるのだから。


鉄の棒が熱され、赤く色を帯びる。

火傷は免れない。いや、大火傷だろう。


「ぐあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」


一撃で気絶した!

水をかけられ、気道が妨げられる。が、意識を取り戻す事は出来なかった。


「これくらいで死ぬんじゃねぇぞ!!」


顔を蹴飛ばされ、肺の中に溜まった水を吐き出す!


「がはっ!ごほ!げほげほ!!ぜーはー!!」


「今日はこれくらいで勘弁してやるぜ!」


兵士は牢屋から出ていった。





「・・・あっ・・・・くぅ」


痛みで眠れない。

何処が痛いのかすら分からない。全身が痛いのだ。


昔、背中の日焼けにオロ○イン軟膏を塗った。

それはもう電気が走る痛みで、僕は『あ、あ、あ、ああああ!!』としか言えなかった。


そんな時の痛みよりも、尋常ではない。


休憩場所で、こけて座椅子にあばらを直撃して、肋骨にヒビが入った事もあった。笑ったり、咳をするだけで痛みが走り、仕事処ではなかった。


あれよりも痛みは、更に上をいく。


サクラに性病を移され、クラミジアに感染した。

その時、病院へ行ったのだが、綿棒で尿道へぶちこまれた時の痛みを思い出す。中からの痛みは、比べモノにならない苦しさだった。


※大人の綿棒です。子供用では御座いません。


この時の痛みも凌駕する!

もう殺して欲しい。昔の奴隷はこんな仕打ちにも耐えていたのかと、思うしかなかった。


自分の排泄物に嘔吐し、胃の中は空っぽだ。

それでも、胃液を吐き出し、喉を胃酸で焼く。


俺は何でこんな事になったのだろう?


実は昔、一人称は"俺"だった。

癖を直すのが、自分にとっての逃げ道だったのだ。


指を鳴らすのを止める。

手を組んだ時の親指が左手が上に行くのを、右手の親指が上に行く様にする。

俺と言うのを止める。


時々、こうして自分の事を俺と言ってしまうのだ。


僕は自分が嫌い。大嫌い。

嫌われ者だったから。頭が悪いから。いらん事をするから。


だから、何とかしたかった。

癖を直せば、変われる気がする。


が、それくらいでは人は変われない。

嫌われ者はしょせん嫌われ者だ。偏見の目は、そう容易く払拭出来るモノではない。


どれだけ自分を攻めても、変わりたいと願っても、それはどうしのうもない事なのだ。


だから、僕は自分をあの時、裏切った。

その代償として、僕は呪われたのである。


等価交換の原則。

マチルダ様とエッチした対価がこの痛みか。


僕はここで死ぬ。


そう受け入れるしか出来なかった。

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