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神様!お願いします!  作者: ハロ
四章 天国と地獄
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65話 神様!誕生際が開催されました!1前編

この話は短いです。

薄暗くなった午後6時、アーサー王の誕生際が開催中された。国王陛下の誕生日を祝う為、沢山の貴族が城に来ていた。


次々と祝いの品が運ばれる。

小さなモノから大きなモノまで。馬を献上する貴族もいた。豪華な鎧や剣を送る事も普通らしい。いかに、国王陛下に自分をアピール出来るか?それが重要なのだ。


娘を妾にと、貴族達の思惑が交差する。

女達は着飾り、豪勢なドレスを身に纏う。宝石や貴金属、化粧で顔を隠し、口元を扇子で隠す。




「ニコスさん!お願いします!」


「さぁて!始めると行こうか!」


職人さん達が、一斉に魔道具を掲げた!

ミネアさんとフローラさんもお手伝いする。勿論、僕もだ。


ひゅるるるるるる、ドーン!


赤色に空を染める。

大きな真円を描き、外側へ飛び散るのだ。


花火が赤くなるのは、金属が科学反応を示すから。

赤ならばリチウム、黄色ならばナトリウム、緑ならば銅を魔道具に混ぜれば対応の色となる。


紅色や銀、金色は無理だ。

炭酸ストロチウム、アルミニウム、チタン合金等を探す事が出来なかったからである。


ひゅるるるるるる、ドーン


貴族達が騒ぐ。

花火を初めて見るのだから。


空に花火を打つのに、許可を取り付けた。

音も大きく、戦争が起こったと思われかねないからだ。こうした些細な事も、重要になってくる。


ひゅるるるるるる、ドーン

ひゅるるるるるる、ドーン

ひゅるるるるるる、ドーン


三連発。

緑色でとても綺麗に打ち上げられた。


緩急も大事だ。

単発ばかりでは、飽きられてしまうから。


昔住んできた町内会で、祭りが開催された。

打ち上げ花火を100発打つと聞いて、僕は楽しみにしていたのだ。


が、蓋を開けてみれば、行かなければ良かったと後悔する。

1発打つ度に、スポンサーの名前が放送されたからだ。本当に間の悪い打ち上げ花火を見させられ、ウンザリする事となる。


テンポが大事!

2連、3連と打ち上がる!


最後は連激で締める為、職人さん達が一斉に魔道具を掲げた!


ひゅるるるるるる、ひゅるるるるるる、ひゅるるるるるる


ドドドドドドドーーーーーーン!!!


空一面に花火が埋め尽くす!

枝下花火は作れなかったけど、これは満足するデキだと自負する。


こうして、誕生際の幕開けとなった。

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