表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様!お願いします!  作者: ハロ
四章 天国と地獄
48/80

47話 神様!エッチした事がバレました!

僕は考えていた。

異世界での出来事、そして、地球での出来事。


ミネアさんとキスし、フローラさんとエッチした。


離婚調停中で、子供は嫁に連れ去られた。


※親権は半分づつなので、法的にはグレー。連れ去りではない。警察に訴えても、捕まえる事は不可能。


僕はフローラさんの事が好きなのか?

それは分からない。魅力的だと思う。昨日、それを堪能したのだから。


これは浮気になる?

でも、まだ僕は誰とも付き合っていない。グレーだ。


でも、考える。

もし、逆の立場だったなら?


僕はミネアさんが知らない誰かとエッチしたら、許せるか?


答えはノーだ。

一生恨むと思う。いや、確実に恨む。


僕はまた嘘を付いたのだ。

ペナルティは受けるべきだと思う。


マチルダ様の所へ向かう。

足取りは重い。鉛を靴に仕込んでいるかの様だ。


僕はその重い足を上げて、何回も溜め息を付いた。


コンコン。


「おはようございます!ハオです!」


「どうぞ」


僕は部屋に入ると、土下座した。


「マチルダ様、申し訳御座いません」


「………どういう意味、ですか?」


「………罰を下さい」


「意味が分かりません。ちゃんと説明しなさい」


「申し訳御座いません。それしか言えません」


「説明しろと言ってるでしょうがぁ!!!」


マチルダ様がキレた!

部屋中に声が響き渡る!呼吸を整えているマチルダ様は、怒りを隠さない。


「・・・嘘を付きました。僕は嘘を付いたのです。だから、罰を・・・申し訳御座いません」


「ふ、フローラと………したの………ですね?」


「………はい」


「ミネアが………ミネアと………………キスしたのに?」


「………はい」


「フローラ、何故、命令に従わなかったのです?」


「・・・」


「答えなさい!!」


「・・・罰を受けるのは私だけです」


「何を言って?」


「ハオさんは拒否されました。だけど、私のワガママでハオさんを・・・マチルダ様!どうか、ご慈悲を!ハオさんは悪くありません!悪いのは私だけなんですから!」


「知っています!聞いてましたから!」


「そんな!?あんまりです!マチルダ様!そんなの聞いてません!私は!私は!!聞いていたなんて!!」


「ミネアとキスした。そして、フローラとエッチした。ハオはどう責任を取るつもりなの?」


「・・・正直、何も出来ません」


「では、わたくしを抱きなさい」


「え!?」


「責任が取れないのでしょう?ならば、それで許してあげましょう」


「出来ません」


「何故!?」


「それだけは絶対に出来ません!」


「ハオはわたくしの事を思ってくださらないの!?」


「・・・思っているからです」


「なら!」


「これ以上、僕を汚すおつもりですか?」


「ぶ、無礼な!」


「申し訳御座いません。でも、これ以上は」


「その先を言いなさい!」


「ですが」


「二度も言わせないで!!」


「………マチルダ様の事が………好きだからです」


マチルダ様は泣いた。

大粒の涙を流したのだ。僕はそれがとても美しく、そして気高いの知っている。泣かせてしまった後悔と、その光景に目を奪われた。


「好きなら抱けばいいでしょ!?男なら!!女を辱しめないで!」


「それは出来ません」


「それを言いなさい!」


「つまらないですよ?」


「何度も言わせないで!!」


僕は過去に沢山浮気された事を告げた。

そして、その相手が弟だと言う事も。お父さんでなくて良かった。それだけが自分を正気にさせる納得させる言葉だった事を。


「そうですか。でも、それでは納得出来ませんわ」


「はい!?」


「わたくしを抱かない理由が!です」


「それは、その、マチルダ様は………綺麗で可愛いく美しい。そんな僕みたいな………カッコ悪くて、不細工で、ヘタレで、エロくて、変態な奴がマチルダ様と釣り合うとは、とても思えない」


「ハオ!」


「はい!?」


「自信を持ちなさい。ハオはカッコ悪くありません。ヘタレで、エロくて、人の事、何も考えて無いお馬鹿さんで、無神経で、変態さんですが、賢くて、一生懸命で、人の事を思い、優しくて、わたくしはカッコいいと思いますわ」


「ま、マチルダ様」


「では、わたくしを抱きなさい」


「それは出来ません!」


「何故ですの!?」


「身分の違いってヤツですね。それに、ミネアさんとフローラさんにも悪いですから」


「ああ、身分ですわね。それならばハオが貴族になれば良いのです!ミネアとフローラも心配ありませんわ。わたくしの忠実な僕ですから!さぁ!ハオ!服を脱ぐのです!」


「い、意味が、分かりません。何故そうなるの?」


「ハオはわたくしのモノですから!」


僕は逃げた!

心臓が止まる程、遠くへ。そして、我に返るのだ。どうしよう?明日からどんな顔して合わせればいいんだぁ!!!


「これで良かったのですかぁ?」


「うふふ♪好きと言ってくださいました。今はそれで満足しましょう。でも、フローラ!貴女にはお仕置きが必要ね?」


「ご、ごめんなさいですぅ!」


「ミネア」


「はい、マチルダ様」


「貴女はエッチしてはなりませんよ?」


「・・・分かりました」


「私はいいんですかぁ?」


「フローラもです!お仕置きは倍々ですね♪覚悟しておきなさい」


「ひぃい!?」


マチルダは手紙を見た。

ハオ宛の手紙がこんなにも沢山。その中には縁談の話もある。これは早急に手を打たねば。そう思うのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ