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リリカシア=アジャ-アズライアの日記  作者: 真夜中 緒
神威編
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七十八日目

 今日は玉藻様におことわりをして、桟橋まで見送りにいった。

早朝の桟橋は静かで少し涼しい。

 ジェムさんに櫛をことづけた。結局二十枚しかできなかったけど。櫛代もかかったし、シージェイさんとも相談して銀貨一枚の値をつけてみた。代金は船頭に託してくれるようにしてくれるそうだ。

 これでリカドから一緒だったみんなと別れると思うと、ちょっと寂しい。

 でも、そんなことを言ってる場合じゃないんだ。

 一人で、世界を横断するんだから。

 サヨナラを言ったら、あっけないくらい静かに舟は桟橋を離れた。神威から龍の懐は下りなので、上りよりも早いそうだ。

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