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リリカシア=アジャ-アズライアの日記  作者: 真夜中 緒
航海編
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四十七日目

 そういえば三馬鹿ってどうしてるんだろうと思ったので、船長に聞いてみた。部屋から出られないので、仲良く不貞腐れているらしい。

 本当に馬鹿なんだなあ。 

 親もあの連中をわざわざ神威まで運んで、どうしたいんだろう。

 今日は昼から小雨が降った。

 淡い灰色が空から海にうつって、不思議にきれいな光景だった。白く立つ波頭さえも絹地に置いたレースのようだ。

 今日は久しぶりに本を読んで過ごした。

 この間、海賊との戦いでは魔力転移の魔法陣がとても有効に働いたのだけど、洗濯の魔法にも応用できないだろうか。

 図形の組み立てに注目しつつ魔法陣の本を読んだのだけど、今までとは違う角度から考えられて面白かった。

 大小の別の魔法陣に魔力転移を組み込むとして、どちらからどちらに転移させるかというのは結構難しい問題だ。しかし種類の違う魔法陣を単に連動させるというのも、中々に難しい。

 今日は結局そんなことで潰れてしまった。

 夕食には魚と貝の燻製が出た。スープは海草と干しきのこ。

 今日の夕飯も美味しかった。

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