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リリカシア=アジャ-アズライアの日記  作者: 真夜中 緒
ザヴィータ編
196/520

二百一日目

 襲撃がない。

 なければないでいいようなもんだけど、もしも冬営地の村に入ってから追いかけて来られると、面倒なことになりそうなのだそうだ。帰り道の事もあるし、二度と襲撃されないようにしっかり叩いておきたいらしい。

 徹底的にやっといたほうがあとから変に絡まれずにすむという事のようだ。ザハールさんやタルクさんは、実家の兄と同じ信条の人らしい。

 そうはいっても大きな荷物を抱えて相手の宿営地を探し出すのも大変だし、どうにかしておびき寄せるぐらいしかない。

 それで手勢を分けて、相手の宿営地を探していると見せかけてすきをつくって見せる事になった。私は陣を固める担当。

 相手も魔術は警戒しているだろうけど、私が雷撃を放った魔術師とは思っていないだろうという。まあ、イメージってものからいうとそうかもしれない。

 とりあえず守りを固めて待ち受け、釣れたら連動魔法陣に合図をとばす。相手の長を狩るのが一番いいそうだ。

 うまく釣れてくれるといいな。

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