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リリカシア=アジャ-アズライアの日記  作者: 真夜中 緒
ザヴィータ編
193/520

百九十八日目

 朝食をご馳走になってから出発した。

 次は定住地に向かう。そこはこの部族の冬営地でもあるそうだ。どこに行ってもその辺りの事情は似ているものらしい。

 宿営地は風よけになる大きな天幕もあるし、家畜も人も多いしで、やっぱりちょっと暖かかった。遮るもののない草原に出ると風が冷たい。

 道を進むうちに岩くれをよく見かけるようになってきた。山に近づくほど増えてくるそうだ。

 今日は小ぶりの岩山の側が背の高い茂みになっている場所に宿営地を決めた。

 岩山のそばに目立たないけれど井戸もある。

 知る人ぞ知る水場なのだそうだ。

 風が強いので岩山や茂みの影に固まって天幕を張った。

 夕食はたっぷりのスープで炊いた餃子と焼いた芋だった。

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