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リリカシア=アジャ-アズライアの日記  作者: 真夜中 緒
ザヴィータ編
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百九十七日目

 朝から隊商が商品を並べて小さな市を開いた。

 逆に部族からは毛皮や羊毛を仕入れる。茶色い小動物の毛皮には結構いい値がついていた。茶色いのは夏毛で、白い冬毛には更に倍以上の値がつくらしい。尻尾の先だけが黒いのを何枚も縫い合わせて使うらしい。そう言われて初めて、宮廷で見かけた事があるのに気がついた。

 外国の特使とかのマントなんかの縁に、よくついてる毛皮だ。白くて時々黒い斑がついている。こういう所で、採れる毛皮だったのか。ずっとああいう模様の動物の、毛皮なのかと思っていた。

 今日はもう一晩ここに泊まり、明日の朝に出発する。

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