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リリカシア=アジャ-アズライアの日記  作者: 真夜中 緒
ザヴィータ編
181/520

百八十六日目

 昼過ぎに別れるまで、水場で一緒になった行商人の一行と一緒に進んだ。

 名前は楊盾ようじゅん楊翼ようよく楊融ようゆうだそうだ。案の定というか楊大人の親戚だそうで、ただ楊盾曰く「かなり端っこの分家」なのだそうなので、顔は知っている程度の知り合いなのだそうだ。

 楊家の人ならと思って、菊野の事を聞いてみるとそれは知っていた。

 菊野はめでたく本家筋の次男と結婚したそうだ。

 姑が一族でもきついので有名な女性なのだそうだけど、意外にうまくやってるらしいと教えてもらった。

 短い間だったけど、縁のあった菊野が幸せであればいいと思う。

 腕輪を見せて菊野にもらった珠を教えると、意外な縁を面白がっていた。

 彼らと別れたあとは、とりあえず最寄りの水場に向かった。

 ちょっと早かったけれど天幕を張り、食事をとって明日に備えて休もうと思う。明日ちょっと頑張れば、市場にたどり着けると楊家の三人教えてくれたのだ。

 市場には是非ともたどり着きたい。

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