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リリカシア=アジャ-アズライアの日記  作者: 真夜中 緒
ザヴィータ編
176/520

百八十一日目

 私はこのまま旅を続けようと思う。

 夢で、玉藻様にお会いした。

 「しっかりせよ、アズライア。立ち止まっている時ではないぞ。」

 そう仰ると風に乗って去ってしまわれた。

 左手首の腕輪の、玉藻様から頂いた花の細工の珠の香りが変わった。もとの香木の香りでなくて、玉藻様の香を思わせる香りがする。それに伴って腕輪全体の香りも、更に深みのあるものに変わった。

 目が覚めて、腕輪の香りの変化に気づいて泣いてしまった。

 私が道を戻っても、もうきっと間に合わない。ならば玉藻様のおっしゃるとおり、前へ進んでゆこうと思う。

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