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リリカシア=アジャ-アズライアの日記  作者: 真夜中 緒
航海編
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十六日目

 洗濯の魔法陣なんだけど、本格的な洗濯は船を降りてから何とかするとして、とにかく生地の表面の汚れとあとは匂いを落とすようにすればいいのじゃないだろうか。それならまだなんとかなりそうな気がする。

 洗濯を普通にする時にどうするかというと、まず水につけて汚れを浮きやすくする。

 それから石鹸を使ったり、もんだり踏んだりして汚れを落とす。

 これを魔法陣を使ってできないかなあ

 つまり大きな魔法陣の中で服の汚れを浮かして、髭と同じ方式で拭い落とせないかなと思うのだ。とりあえず簡単に落ちる汚れと匂いだけならこれで行けそうな気がする。

 今日はその魔法陣をあれこれ組んで過ごした。

 こういう誰でも使えるように組み立てる魔法陣って結構むずかしい。よっぽど力がスムーズに流れるようでないと、うまく発動しない事があるからだ。

 船室の床に蝋石で色々書いて試したせいで、船室の床の汚れまで落とす羽目になった。

 明日、甲板のどこかに魔法陣を書かせてもらえないか頼んでみよう。

 とにかくくたびれた。今日は早く寝ようと思う。

 

 蝋石は魔術師には必須のアイテムです。ないと術の発動に困ることもあります。

 戦場でも重要な補給物資のひとつです。

 なければ他のもので代用できますが、扱いやすい蝋石が好まれます。重要な図形は血で描かれることもあります。

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